- 01日経平均は−1,369.36円(−2.12%)の63,290.11円と4日ぶりに大幅反落。一時1,948円安の62,711.42円まで下落したが、内需・ディフェンシブ株の底堅さに支えられ下げ渋った。値上がり銘柄数はプライム市場の約51%を占め、ファーストリテイリング・コナミグループなどが買われた一方、富士通・イビデンがストップ安となった。
- 02米国市場(30日)は急落。ナスダックは−2.86%で6月5日以来最大の下落率、SOXは−7.20%の急落でインテル単独では−28.6%の暴落となった。アマゾン・インテルの第4四半期見通しが相次いで市場予想を下回ったことに加え、アンソロピックが「投資不適格」の信用格付けを受ける可能性があるとブラックストーンが警告したと報じられ、AI投資への懸念が一段と強まった。
- 03日銀は30日、無担保コールレート翌日物の誘導目標を1.25%程度に据え置くことを8対1の賛成多数で決定、ETFの売却ペース加速も発表した。市場予想通りで株価への反応は限られたが、政策はより「タカ派的な新局面」に入ったとの見方も出ている。今週(11/2〜11/8)は3日の米中間選挙が最大の注目材料。
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30日の東京市場は、前日29日の米国市場でハイテク株が下落した流れを引き継ぎ、日経平均は4日ぶりに大幅反落した。寄り付き後は値がさの半導体関連株への売りが膨らみ、電子部品・機械株にも下落が波及。一時1,948.69円安の62,711.42円まで下押しし、下げ幅は1,900円を超えた。前引けにかけては内需・ディフェンシブ関連株が相対的に底堅く、6万3,000円近辺まで値を戻した。後場は日銀の政策金利据え置き発表が伝わる中、一段の下値追いは避けられたものの、大幅安で取引を終えた。終値ベースでは前日比2.12%安の63,290.11円。プライム市場の値上がり銘柄数は807と全体の約51%を占め、空運・海運・陸運などディフェンシブ色の強い業種が上昇率上位となった。TOPIXは−0.95%の3,965.07円、グロース250も続落の780.53円。寄与度下位トップはアドバンテストで単独約468円の押し下げ、東京エレクトロンと合わせ2銘柄で約731円の押し下げとなった。週間では日経平均は前週末比+596円(+1.0%)の3週ぶり反発となったが、週末金曜の急落で上値は重く、週足ではTOPIXが3週続落となっている。
🇯🇵 東京市場・補足:好決算でも明暗が分かれる国内決算シーズン
第一三共は中間決算で純利益が前年同期比16%増と市場予想を上回り+5.2%高。オリエンタルランドも通期営業利益見通しを上方修正し+8.5%高。一方、富士通は営業利益が市場予想を大幅に下回り−16.2%のストップ安となった。日本たばこ産業は通期純利益予想を上方修正したものの配当計画据え置きが嫌気され売られるなど、決算内容と株価反応が必ずしも一致しない展開が続いている。
| 指標 | 終値・水準 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 63,290.11 | ▼ −1,369.36(−2.12%)4日ぶり反落 |
| TOPIX | 3,965.07 | ▼ −38.21(−0.95%)反落 |
| グロース250 | 780.53 | ▼ −10.51(−1.33%)2日続落 |
| 日本10年国債 | 2.770% | ▼ −0.065 |
| シカゴ日経225先物(2日朝) | 62,600円 | ▼ −890(大取終値比) |
| NYダウ | 51,770.31 | ▼ −572.25(−1.09%)2日続落 |
| S&P500 | 7,580.07 | ▼ −140.32(−1.82%)2日続落 |
| ナスダック | 25,437.00 | ▼ −747.73(−2.86%)2日続落 |
| SOX半導体 | 10,688.79 | ▼ −829.40(−7.20%)2日続落 |
| 米10年国債 | 4.931% | ▼ −0.003 |
| VIX恐怖指数 | 19.42 | ▲ +2.22(+12.91%) |
| ドル円(NY終値) | 157.64円 | ▼ −0.06(−0.04%) |
| WTI原油 | 103.09ドル | ▲ +1.09(+1.07%)反発 |
| NY金 | 3,892.10ドル | ▼ −139.30(−3.46%)3日続落 |
| BTC/USD | 77,726.48ドル | ▲ +285.55(+0.37%) |
🇺🇸 米国市場ダイジェスト
- NYダウ−572.25円(−1.09%)、ナスダック−747.73(−2.86%)で6月5日以来最大の下落率。SOXは−7.20%の急落で月間では15%超の下げとなった。VIXは+12.91%の19.42と、節目の20も一時上回る場面があった
- インテルは第4四半期見通しの失望で−28.6%の急落、AMDも−10.9%、エヌビディアも−4.2%安。世界最大の暗号資産交換業者バイナンスが約63億ドル相当のハッキング被害を公表し、ビットコインが6週間ぶり安値を付けるなどリスク回避ムードが広がった
- NY原油は中東情勢の緊迫化を背景に+1.09ドル(+1.07%)の103.09ドルで反発、4月末以来の高値圏。NY金はAI株安を受けた現金化の売りで−139.30ドル(−3.46%)の3,892.10ドルまで急落、52週安値を付ける場面もあった
📅 今週の注目経済指標(★3のみ)
- 11/2(月)24:00 米国:10月ISM製造業景況指数(予想54.6・前回54.5)
- 11/3(火)12:30 オーストラリア:RBA(豪準備銀行)政策金利発表(予想4.85%・前回4.60%)
- 11/4(水)19:00 ユーロ圏:10月HICP速報値(前年同月比、予想+3.9%・前回+3.8%/コア指数、予想+2.5%・前回+2.5%)
- 11/4(水)22:15 米国:10月ADP雇用統計(前月比、予想7.0万人・前回9.0万人)
- 11/4(水)24:00 米国:10月ISM非製造業景況指数(予想54.7・前回54.9)
- 11/5(木)21:00 イギリス:BOE(英中央銀行)政策金利発表(予想4.00%・前回3.75%)
- 11/6(金)22:30 米国:10月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給)
このほか、今週最大の注目材料は11月3日の米中間選挙。東京市場は3日が「文化の日」で休場のため、休場明けの4日(水)は選挙結果を横目にした展開が想定されている。大勢は4日午後にも判明する見通し。
📊 数値出典:東京市場・米国市場データともに10/30(金)終値基準。WTI原油・NY金はフィスコ「NY原油先物」「NY金先物」記載の通常取引終了時点の値(WTI103.09ドル・NY金3,892.10ドル、ともに12月限)を採用。ドル円は「NY為替」記事記載の157.64円を採用。米10年国債・日本10年国債・VIXは送付データ(株探)の数値をそのまま採用。寄与度はフィスコ「日経平均寄与度ランキング(大引け)」記事を出典とする。今週の経済指標はGMOクリック証券「経済指標カレンダー」(gaikaex.com、2026/11/2時点)を出典とする。 📰 主なソース:株探「【市況】【↓】日経平均 大引け|4日ぶり大幅反落、AI・半導体などに売り膨らむ」「【市況】日経平均寄与度ランキング(大引け)」「【市況】今週の【早わかり株式市況】3週ぶり反発、半導体に買い戻しも週末に一転売り優勢」/フィスコ「【市況】NY株式」「【市況】NY原油先物」「【市況】NY金先物」/ロイター「日経平均は4日ぶり反落、AI・半導体株が大幅安」「米国株式市場=急落、ナスダックは6月以来の下落率」「今後の金融政策、局面変化を念頭に毎会合で議論=植田日銀総裁」(2026/10/30)2日の東京株式市場は売りが先行すると想定される。前週末の米国で半導体大手インテルなどの決算を嫌気してAI・半導体関連株を中心に株安となったことが嫌気されそうだ。一方、東京市場では先立って織り込んでいた面もあり、下値では押し目買いが支えになると見込まれている。予想レンジは6万1,800円〜6万7,000円(MINKABU)。
もっと詳しく(見通し全文・長期投資家へのメッセージ・出典)
ロイターは今週の東京市場について「米中間選挙や主要企業の決算発表を控え、不安定な値動きが続く」と想定している。中間選挙は民主党が下院で優勢との見方が多く、焦点は「民主党の勝ち具合」(松井証券・窪田朋一郎氏)。僅差の勝利なら党内左派への配慮からAI規制議論が高まりかねない一方、大勝なら穏健派の意見集約が進みやすいとの見方がある。米国ではアップル・AMDなどの決算発表も予定され、キャッシュフロー悪化や設備投資負担への警戒感から、堅調な内容でも株安となる反応が目立つという。国内ではトヨタ自動車・ソニーグループなど主力銘柄の決算にフェーズが移り、原材料高の価格転嫁の度合いが注視される。日経平均は6万1,000円台後半を通る200日移動平均線と6万6,000円付近を通る25日線のレンジを中心とした上下が見込まれるという。地政学面では、トランプ大統領が中間選挙後にイランへの攻撃再開を示唆しているほか、ホルムズ海峡でのタンカー攻撃も報告されており、原油価格の動向にも注意が必要となる。
💚 長期投資家へのメッセージ:先週末の日経平均は4日ぶりに大幅反落し、インテルの決算を受けて半導体株指数SOXは7%を超える急落となりました。驚くような下げ幅ですが、インテルの決算をよく見ると、AI・データセンター向けの売上高は78%増と大きく伸びており、落ち込んでいるのはPC向け事業だけです。「AI投資への懸念」とひとくくりにされがちなニュースも、中身を見ると「AIの実需は伸びているが、それ以外の事業が足を引っ張っている」という、より具体的な話であることが少なくありません。今週は米中間選挙という大きなイベントも控えていますが、見出しの大きさに振り回されず、一つひとつの材料が実際に何を意味しているのかを確かめる姿勢を大切にしたいところです。
📰 出典:ロイター「2日の株式見通し=売り先行、米AI株安が逆風」「日経平均は神経質、米中間選挙や日米決算に関心=今週の東京株式市場」|MINKABU「来週の株式相場に向けて=『米中間選挙』に視線集中」(2026/10/30・11/2)| 投資家 | スタンス | 注目ポイント | 今後の見通し |
|---|---|---|---|
| ⚔️ ギャン | SOXは月間15%超安、調整の深さを測る局面 | インテル単独で−28.6%、VIXは節目の20を一時超え | 200日線と25日線のレンジを意識する |
| 🎯 リバモア | 同じ決算の中に伸びる事業と沈む事業が同居 | インテルのAI・データセンター部門は+78%増収 | 「AI懸念」の中身を事業ごとに分解する |
| 🌸 本間宗久 | 選挙という大きな材料を前に、気は定まらず | 米中間選挙の結果次第でAI規制の機運が変わりうる | 結果が出るまで決めつけず身構える |
⚔️ ギャンの見解を読む
SOXは1日で7.20%、月間では15%を超える下げとなった。インテル単独では28.6%もの急落で、VIXも節目の20を一時超える場面があった。こうした急落の後は、どこで下げ止まるかを示す節目が重要になる。今週の見通しでは日経平均が200日移動平均線と25日移動平均線のレンジを中心に動くとされており、このレンジのどちら側で推移するかを見極めたい。 📊 200日線と25日線のレンジを意識する
🎯 リバモアの見解を読む
インテルの決算は、AI・データセンター部門が78%増収という驚くべき伸びを見せた一方、PC向け事業は5%の減収だった。株価の急落だけを見ると「AI懸念」とひとくくりにしてしまいがちだが、実際には伸びている事業と沈んでいる事業が同じ決算書の中に同居している。見出しの数字より、その中身がどの事業について語っているのかを分解して見る習慣が欠かせない。 📊 「AI懸念」の中身を事業ごとに分解する
🌸 本間宗久の見解を読む
今週最大の材料は3日の米中間選挙だ。民主党の勝ち具合次第でAI規制を巡る市場の受け止めが大きく変わりうるとされており、結果が出るまでは相場の気も定まりにくい。こうした大きな不確実性を前にした週は、どちらに転ぶとも決めつけず、結果が出てから丁寧に反応する構えでいることが賢明だ。 📊 結果が出るまで決めつけず身構える
本解説はAI生成の情報をもとに構成しています。記載の数値・情報は公開されている各種ソースを参照した参考値であり、正確性・完全性を保証するものではありません。投資の最終判断はご自身でお願いします。本コンテンツは特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。株式投資・金融商品取引には元本割れを含む損失リスクが伴います。