① 📖 今日の市場ストーリー
日経平均は反発、+273.58円(+0.41%)の66,405.56円で週を終えた。ただしその後の米ジャクソンホール会議でウォーシュFRB議長がタカ派発言、9月利上げ観測が急浮上しNY株は反落した。週末には米軍がホルムズ海峡近くのイラン施設を攻撃したと報じられており、31日の東京市場は神経質な展開が想定される。
今日のポイント
- 01日経平均は+273.58円(+0.41%)の66,405.56円と反発、前週末比では+389.20円(+0.6%)と2週ぶりの週間プラスとなった。前日の米株高を受けAI・半導体関連株中心に一時700円超上昇したが、今晩のジャクソンホール会議を控え伸び悩んだ。TOPIXは+0.72%と7日続伸、8月14日の最高値(4,197.20)が射程圏に入った。東証グロース250指数も+3.16%と大幅続伸し、新興株には資金流入が続いている
- 02この日(日本時間28日深夜)、ウォーシュFRB議長がジャクソンホール会議で講演し、基調的なインフレ率の鈍化が確認できなければ「やるべき仕事がある」と述べ、利上げの必要性をこれまでで最も明確に示唆した。これを受け9月FOMCでの利上げ確率は講演前の35〜40%から57〜61%まで急上昇。NYダウ・S&P500・ナスダックはそろって反落(ダウはほぼ横ばい)、NY金は−3.38%と急落、ドル円は160円台まで上昇した
- 03米メディア・アクシオスは30日、米軍がホルムズ海峡近くのイラン南部でミサイル発射施設を攻撃したと報道。米政府当局者の話として、イラン側が機雷搭載ロケット弾をホルムズ海峡に向け発射する準備をしていたことを確認したためとしている。米軍によるイラン攻撃は7月下旬以来とみられる。今週はG20財務相・中央銀行総裁会議、米ISM製造業景況指数、米雇用統計(9月4日)など重要日程が多く、31日の東京市場はこれらを見極める展開が想定される
② 📋 マーケット早見表
| 指標 |
終値・水準 |
前日比 |
方向 |
| 🇯🇵 日本株・国内金利 |
| 日経平均 |
66,405.56 |
▲ +273.58(+0.41%) |
↑ 反発 |
| TOPIX |
4,146.71 |
▲ +29.49(+0.72%) |
↑↑ 7日続伸 |
| グロース250 |
823.16 |
▲ +25.20(+3.16%) |
↑↑↑ 2日続伸 |
| 日本10年国債 |
2.925% |
▲ +0.035 |
↑ 上昇 |
| シカゴ日経225先物(円建て) |
65,780円 |
▼ −670(大取終値比) |
↓↓ 下落 |
| 🇺🇸 米国株・半導体 |
| NYダウ |
53,559.99 |
▼ −9.45(−0.02%) |
→ ほぼ横ばい・反落 |
| S&P500 |
7,711.76 |
▼ −19.23(−0.25%) |
↓ 反落 |
| ナスダック |
26,402.42 |
▼ −138.93(−0.52%) |
↓ 反落 |
| SOX 半導体 |
11,469.66 |
▼ −412.51(−3.47%) |
↓↓↓ 4営業日ぶり反落 |
| 米10年国債 |
4.712% |
▲ +0.041 |
↑ 上昇。FRB議長のタカ派発言で |
| VIX 恐怖指数 |
14.43 |
▼ −0.08(−0.55%) |
↓ 低下 |
| 💴 為替 |
| ドル円(NY終値) |
160.09円 |
▲ +0.70(+0.44%) |
↑↑ 3日続伸。タカ派発言でドル買い加速 |
| 🛢️ エネルギー・商品・先物 |
| WTI原油(NY終値・10月限) |
83.34ドル |
▼ −0.19(−0.23%) |
↓ 反落 |
| NY金(NY終値・9月限) |
4,506.41ドル |
▼ −157.59(−3.38%) |
↓↓↓ 反落。タカ派発言で金利のつかない資産に売り |
| BTC/USD |
78,778.62ドル |
▲ +543.87(+0.70%) |
↑ 上昇 |
🇯🇵 日本株・国内金利
日経平均
▲ +273.58(+0.41%)反発
66,405.56
TOPIX
▲ +29.49(+0.72%)7日続伸
4,146.71
グロース250
▲ +25.20(+3.16%)2日続伸
823.16
日本10年国債
▲ +0.035(上昇)
2.925%
シカゴ日経225先物
▼ −670(大取終値比)
65,780円
🇺🇸 米国株・半導体
S&P500
▼ −19.23(−0.25%)反落
7,711.76
ナスダック
▼ −138.93(−0.52%)反落
26,402.42
SOX 半導体
▼ −412.51(−3.47%)4営業日ぶり反落
11,469.66
米10年国債
▲ +0.041(タカ派発言で上昇)
4.712%
VIX 恐怖指数
▼ −0.08(−0.55%)低下
14.43
💴 為替
ドル円(NY終値)
▲ +0.70(+0.44%)3日続伸
160.09円
🛢️ エネルギー・商品・先物
WTI原油(NY終値・10月限)
▼ −0.19(−0.23%)反落
83.34ドル
NY金(NY終値)
▼ −157.59(−3.38%)反落・急落
4,506.41ドル
BTC/USD
▲ +543.87(+0.70%)上昇
78,778.62ドル
🔮 3人のレジェンドはこの相場をどう見てる?→
📜 8/28(金)の東京市場は日経平均+273.58円(66,405.56円)で反発(始値66,104.49円→前日の米株高を受けAI・半導体関連株中心に上げ幅を拡大し前場終盤に66,816.45円まで上値を伸ばし、後場寄り直後には前場高値を上回る66,842.82円まで到達→ジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長講演を見極めたいムードから戻り待ちの売りが出て上げ幅を縮小→大引け66,405.56円)。売買高21億7,795万株、売買代金8兆1,223億円。プライム市場の値上がり銘柄数は873(56%)・値下がり631(40%)・変わらず49(3%)。日経平均構成銘柄(225種)の騰落数は値上がり146・値下がり74・変わらず5。東証33業種は上昇18業種(上昇率上位5業種:サービス業・海運業・その他製品・証券商品先物取引業・銀行業)・下落15業種(下落率上位5業種:非鉄金属・ガラス土石製品・その他金融業・水産農林業・ゴム製品)。寄与度上位5銘柄はアドバンテスト・リクルートHD・東エレク・コナミG・TDKで合計約302円の押し上げ(うち159円はアドバンテスト1銘柄)、寄与度下位5銘柄はキオクシアHD・フジクラ・SBG・イビデン・ファーストリテで合計約219円の押し下げ。個別では、電通総研<4812>が伊藤忠商事から1株2,880円でのTOB提案を受け賛同意見を表明したと発表し+6.2%と大幅続伸。富士通<6702>はセールスフォースの決算・提携拡大発表を受けたソフトウエア株連想買いで+4.0%と続伸、2月13日以来約半年ぶりの高値をつけた。NEC<6701>、野村総合研究所<4307>なども同様の流れで買われた。太陽誘電<6976>はサムスン電機のMLCC値上げ発表を受け日本メーカーの値上げ期待が広がり+3.9%と3日ぶり反発。日立製作所<6501>は外資系証券の目標株価引き上げ(6,000円→6,500円)を受け+2.2%と5日続伸。半面、キオクシアホールディングス<285A>は岩手県での新製造棟建設とサンディスクとの2032年までの5兆円投資計画を発表したにもかかわらず利益確定売りが優勢となり−8.8%と大幅安。フジクラ<5803>、イビデン<4062>、ソフトバンクグループ<9984>も安く、ディスコ<6146>、古河電気工業<5801>、ファーストリテイリング<9983>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>も軟調だった。東証グロース市場では自動運転関連のティアフォー<593A>、GO<581A>が人気化し、東証グロース市場250指数は5日続伸、売買高は13営業日連続で4億株超となった。(出典:株探・フィスコ・MINKABU・ロイター 2026/8/28)
📜 NY市場は同日(28日)、ウォーシュFRB議長がジャクソンホール会議で講演したことが最大の材料となった。議長は基調的なインフレ率が2%目標に向かって明確かつ十分な速度で改善していると確信できなければ「やるべき仕事がある」と述べ、追加利上げの必要性をこれまでで最も明確に示唆。個人消費支出(PCE)価格指数が7月に前年比+3.7%上昇したことに触れ「過去2年間の進展は限定的だった」とも指摘した。一方で、今回の発言は「フォワードガイダンスと受け取るべきではない」ともくぎを刺した。この発言を受け、CME FedWatchが示す9月FOMCでの利上げ確率は講演前の35〜40%程度から57〜61%程度まで急上昇。株式市場は当初売られたのち一時反発する場面もあったが、結局主要3指数がそろって反落し、ダウ平均はほぼ横ばい圏で引けた。前日に8.7%急伸したエヌビディア<NVDA>は利益確定売りに押され−4.57%。半導体のマーベル・テクノロジー<MRVL>は2027年の売上高見通しを引き上げたものの、アルファベット傘下グーグルとのAI向け半導体契約に伴う収益計上時期への懸念から−10.28%と急落した。半面、大型ハイテク株の大半は堅調で、アマゾン<AMZN>+3.97%、アルファベット<GOOGL>+1.7%、アップル<AAPL>+1.6%。アパレル大手ギャップ<GAP>は決算の増収増益に加え主力ブランド「オールドネイビー」のCEO交代発表が好感され+12.94%と急伸。決済大手ペイパル<PYPL>は、投資会社アドベントと決済企業ストライプによる買収検討が撤回されたと報じられ−12.71%と急落した。10年債利回りは4.72%(前日比+5bp)、2年債利回りは4.36%(+12bp、7月24日以来の高水準)とそろって上昇し、イールドカーブはフラット化。NY金はタカ派発言を受け金利のつかない資産への売りが優勢となり−3.38%と急落、通常取引終了後の時間外でも4,506ドル前後で推移した。ドル円はNY市場で159円41銭まで弱含んだ後160円20銭まで上昇し160円09銭で引け、タカ派発言を受けたドル買いが加速したが、ベッセント財務長官が書簡で無秩序な円安が米金利上昇リスクになるとの見解を示したと伝わりドルは伸び悩んだ。週間ベースでは日経平均が前週末比+389.20円(+0.6%)と2週ぶりに反発、TOPIXは8月14日の最高値(4,197.20)が射程圏に入った一方、米国株は週間で下落(WTI原油は週間で4%超安、北海ブレントは5%超安)となった。(出典:フィスコ・MINKABU・ロイター 2026/8/28)
📊 寄与度ランキング(上位・下位・ADR)を見る
寄与度上位3銘柄(上昇寄与)
① アドバンテスト (6857)
+159.30円 寄与
35,270円 △1.91%
② リクルートHD (6098)
+83.47円 寄与
17,800円 △4.89%
③ 東京エレクトロン (8035)
+23.13円 寄与
56,230円 △0.41%
寄与度下位3銘柄(下落寄与)
① キオクシアホールディングス (285A)
−107.94円 寄与
47,900円 ▼8.76%
② フジクラ (5803)
−32.18円 寄与
5,340円 ▼2.91%
③ ソフトバンクグループ (9984)
−31.38円 寄与
5,161円 ▼0.75%
米ADR(変動率上位3銘柄)
キオクシアHD (285A)
ADR
▼7.43%
オリエンタルランド (4661)
ADR
▼3.74%
相場体温計: 🟡 日経平均は反発・週間でも2週ぶりプラスだったが、その後のFRB議長発言でNY株は反落 週末には米軍のイラン攻撃も報じられ、31日の東京市場は神経質な展開が想定される
③ 🎙️ ラジオ解説
🟢 日経平均は反発、TOPIXは7日続伸で最高値射程圏に:日経平均は+273.58円(+0.41%)の66,405.56円と反発、週間でも2週ぶりのプラスとなった。TOPIXは7日続伸となり、8月14日につけた最高値(4,197.20)が射程圏に入った。東証グロース250指数も+3.16%と大幅続伸し、新興株への資金流入が続いている。
🔴 ウォーシュFRB議長がタカ派発言、9月利上げ観測が急浮上:ウォーシュFRB議長はジャクソンホール会議での講演で、基調的なインフレ率の鈍化が確認できなければ「やるべき仕事がある」と述べ、利上げの必要性をこれまでで最も明確に示唆した。これを受け9月FOMCでの利上げ確率は講演前の35〜40%から57〜61%まで急上昇し、NY株は反落、NY金は3.38%急落、ドル円は160円台まで上昇した。
⚪ 米軍、ホルムズ海峡近くのイラン施設を攻撃と報道:米メディア・アクシオスは8月30日、米軍がホルムズ海峡に近いイラン南部のミサイル発射施設を攻撃したと報じた。米政府当局者の話として、イラン側が機雷搭載ロケット弾をホルムズ海峡に向け発射する準備をしていたことを確認したためとしている。米軍によるイラン攻撃は7月下旬以来とみられる。
⚪ 今週はG20会議・米雇用統計など重要日程が集中:今週はG20財務相・中央銀行総裁会議(8/31〜9/1)、米ISM製造業景況指数(9/1)、米ADP雇用統計(9/2)、米ブロードコム決算(9/2)、米ISM非製造業景況指数(9/3)、米8月雇用統計(9/4)と重要日程が相次ぐ。日銀の高田創審議委員も9/2に札幌市金融経済懇談会で講演を予定している。
🇯🇵 東京市場・補足:ソフトウエア関連・中小型株にも資金拡散
セールスフォースの決算・提携拡大発表を受け、国内でも一時「SaaSの死」とまで言われたソフトウエア関連株に見直し買いが入った。富士通・NECに加え、電通総研はTOB提案の賛同表明という個別材料も重なり大幅続伸した。東証グロース市場では、東京都のグローバルイニシアチブに採択されたと発表したリベラウェア<218A>、アクティビストのオアシス・マネジメントによる保有比率上昇が思惑視されたインフォメーションテクノロジー<2492>など値上がり率上位10傑に個別材料株が多数並んだ。値下がり率上位には、子会社運営ECサイトからの顧客情報漏洩を発表したトレジャー・ファクトリー<3093>などが入った。東証33業種の下落上位には非鉄金属が入っており、金価格急落を受けた資源関連の一角には利益確定売りも見られた。
📰 出典:株探「【市況】【↑】日経平均 大引け|反発、AI・半導体関連が買われるも上値は重い」「個別材料株」(2026/8/28)|フィスコ「【市況】<マーケット日報>」「【市況】日経平均寄与度ランキング(大引け)」「【市況】東証グロ-ス指数は大幅に5日続伸」(2026/8/28)|MINKABU PRESS「(まとめ)米国市場の好調さを引き継ぎ堅調な推移で日経平均は273円高の66,405円で反発」(2026/8/28)|ロイター「日経平均は反発、FRB議長講演控え中盤から伸び悩み」(2026/8/28)
🇺🇸 NY市場・補足:ジャクソンホール会議前後の個別材料
ソフトウエア企業の決算関連では、見通し予想を引き上げたエラスティック<ESTC>が+19.31%と急伸。決算自体は好結果だったものの見通しが期待を下回ったオートデスク<ADSK>は−3.67%。決済関連のアファーム・ホールディングス<AFRM>は過去最高益発表で買われたが、その後調整売りが入りほぼ横ばい圏で引けた。前日大きく下げた宅配ピザ大手ドミノ・ピザ<DPZ>は+5.40%と反発。半導体ではAMD<AMD>が軟調な一方、サンディスク<SNDK>、マイクロン・テクノロジー<MU>は下げ渋る場面もみられた。ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.77対1の比率で上回り、ナスダックでは2.19対1と、幅広い銘柄に売りが波及した一日となった。
📰 出典:フィスコ「【市況】NY株式:NYダウは9.45ドル安」「NY金先物:急落」「NY原油先物:小反落」「NY債券:反落」(2026/8/28)|MINKABU PRESS「【市況】ウォーシュ議長発言後、一時株安も反発、買いも続かず」(2026/8/28)|ロイター「米国株式市場=主要3指数反落、FRB議長発言受け利上げ観測強まる」「NY市場サマリー(28日)」「FRB議長、利上げに含み」(2026/8/28〜29)
📌 今週の相場見通し
今週の東京株式市場は、ウォーシュFRB議長のタカ派発言を受けた米金利先高観や、週末に報じられた米軍のイラン攻撃を受けた地政学リスクを見極める展開が想定される。予想レンジは6万5,300円〜6万8,000円(MINKABU PRESS)。決算発表が一巡し新たな手掛かり材料に乏しい中、日経平均は6万6,000円前後での一進一退が続く可能性がある一方、TOPIXは7日続伸と底堅く、資金は主力のAI・半導体関連株からNEC・富士通などソフトウエア関連株や中小型株へと広がりつつある。9月相場入りにあたっては、米国株・欧州株の月別騰落率で9月が最もパフォーマンスの悪化しやすい月とされるアノマリーへの警戒感に加え、米中間選挙の接近、9月下旬から10月初旬にかけて予定される米アンソロピックの大型IPOなども需給面での調整色を強める要因として意識されている。今週は31日にG20財務相・中央銀行総裁会議が開幕(9月1日まで)するほか、9月1日に米ISM製造業景況指数、2日に米ADP雇用統計と米半導体大手ブロードコムの決算、3日に米ISM非製造業景況指数、4日に米8月雇用統計が発表される。雇用統計翌日の米国市場はレイバーデーのため3連休となり、ポジション整理の動きが強まりやすい点にも注意が必要となりそうだ。為替市場ではドル円の上値を試す展開が想定される一方、心理的節目の160円を上抜けた場合は本邦当局による為替介入への警戒感が強まりやすく、上値の重さも意識される。予想レンジは1ドル=158円00銭〜161円00銭(MINKABU PRESS)。
📰 出典:MINKABU PRESS「【市況】<週末コメント>─来週の相場展望─」「【通貨】来週の為替相場見通し」「【市況】来週の株式相場に向けて」(2026/8/28)|フィスコ「【市況】来週の相場で注目すべき3つのポイント」「【市況】国内株式市場見通し」「【市況】米国株式市場見通し」「【市況】新興市場見通し」(2026/8/28〜29)
💚 長期投資家へのメッセージ:週明けの神経質な地合いとどう向き合うか
先週は日経平均が2週ぶりに反発し、TOPIXは7日続伸で最高値を射程圏に捉えるなど、株式市場全体としては底堅い週でした。ただし週末にかけて、FRB議長のタカ派発言による金利先高観の再燃と、米軍のイラン攻撃という2つの新しい不確実性が重なりました。どちらも「まだ結論が出ていない」種類の材料であり、今週の値動きに大きな影響を与える可能性があります。こうした複数の不確実性が同時に存在する週明けは、値動きが荒くなりやすい一方で、方向感がはっきりしないことも多いものです。焦って判断を下すのではなく、今週発表される米雇用統計やISM景況指数といった具体的な経済指標、そしてイラン情勢の続報を確認しながら、材料が出そろうのを待つ姿勢が引き続き有効だと考えます。9月相場入りという季節的な節目でもあるため、ポートフォリオ全体のリスク量を点検する良い機会として捉えるのもよいかもしれません。
④ 🔮 レジェンドたちの目
3人が「日経平均は反発・TOPIXは7日続伸で週を終えたが、その後のFRB議長発言と週末のイラン攻撃報道という新しい不確実性」をどう読むか。
⚔️ W・D・ギャン(1878-1955) — 転換点を測る者
TOPIXは7日続伸で最高値を射程圏に捉えたが、その直後にFRB議長のタカ派発言という新しい条件変化が入った。時間軸で見れば、金曜の東京市場の強さと、その後のNY市場・週末のイラン情勢は別々の測定点として扱うべきだ。9月相場入りという季節的な節目とも重なっており、今週発表される複数の経済指標が出そろうまでは、どちらの流れが優勢になるか判断を急がない方がよい。
📊 強さと新しい不確実性が併存、今週の経済指標が次の測定点
🎯 ジェシー・リバモア(1877-1940) — トレンドを見極める者
TOPIXの7日続伸というトレンドは明確に強い。ただしSOX指数が4営業日ぶりに大幅反落するなど、半導体セクターのトレンドには陰りが見え始めている。日本株全体の底堅さと、AI・半導体という個別セクターの過熱警戒感は分けて考える必要がある。週末のイラン攻撃報道は原油相場のトレンドにも影響しかねず、この動向も併せて注視したい。
📊 日本株全体は強いが半導体セクターには陰り、原油動向も要注視
🌸 本間宗久(1724-1803) — 地合いを読む者
金曜の東京市場は「安堵」の気で週を終えたが、その夜のFRB議長発言で市場の気は「警戒」に転じ、週末にはイラン攻撃の報道も加わった。週をまたいで気が積み重なるように悪化しているようにも見えるが、実際にどこまで相場に影響するかはまだ見えない。「休むも相場」の姿勢で、週初の値動きを慎重に見極めたい。
📊 週末にかけ気は徐々に警戒へ、週初の値動きを慎重に見極めたい
📋 3人の見解まとめ
| 投資家 |
スタンス |
注目ポイント |
今後の見通し |
| ⚔️ ギャン |
強さと不確実性が併存 |
TOPIX最高値射程圏もFRB発言で条件変化 |
今週の経済指標が次の測定点 |
| 🎯 リバモア |
日本株全体は強いが半導体に陰り |
TOPIX7日続伸もSOXは4営業日ぶり反落 |
原油動向も併せて要注視 |
| 🌸 本間宗久 |
気は週末にかけ徐々に警戒へ |
金曜の安堵から週末の警戒へ積み重なる不安 |
週初の値動きを慎重に見極め |
📰
主なソース:株探「【市況】【↑】日経平均 大引け|反発、AI・半導体関連が買われるも上値は重い」「個別材料株」「【市況】今週の【早わかり株式市況】」(2026/8/28)|フィスコ「【市況】<マーケット日報>」「【市況】日経平均寄与度ランキング(大引け)」「【市況】東証グロ-ス指数は大幅に5日続伸」「【市況】NY株式:NYダウは9.45ドル安」「NY金先物:急落」「NY原油先物:小反落」「NY債券:反落」「【市況】来週の相場で注目すべき3つのポイント」「【市況】国内株式市場見通し」「【市況】米国株式市場見通し」「【市況】新興市場見通し」(2026/8/28〜29)|MINKABU PRESS「(まとめ)米国市場の好調さを引き継ぎ堅調な推移で日経平均は273円高の66,405円で反発」「【市況】<週末コメント>─来週の相場展望─」「【通貨】来週の為替相場見通し」「【市況】来週の株式相場に向けて」「【市況】ウォーシュ議長発言後、一時株安も反発、買いも続かず」(2026/8/28)|ロイター「日経平均は反発、FRB議長講演控え中盤から伸び悩み」「米国株式市場=主要3指数反落、FRB議長発言受け利上げ観測強まる」「NY市場サマリー(28日)」「FRB議長、利上げに含み」(2026/8/28〜29)|Axios経由報道「米軍、ホルムズ海峡に近いイラン南部のミサイル発射施設を攻撃」(2026/8/30)
📊 数値出典:東京市場・米国市場データともに8/28(金)終値基準。WTI原油はNY正式終値記事(フィスコ「NY原油先物」・10月限)の83.34ドル(−0.19、−0.23%)を採用。NY金はNY正式終値記事(フィスコ「NY金先物」・COMEX9月限)の4,506.41ドル(−157.59、−3.38%)を採用。ドル円はNY正式終値記事(フィスコ「NY為替」)の160.09円(159円41銭→160円20銭で推移、引け値160円09銭)を採用。米ADRは変動率の絶対値上位3銘柄(送付データ)をそのまま採用。東証33業種の上昇18・下落15業種は株探・フィスコの記載が一致するため採用。
📬 日経平均は反発・TOPIXは7日続伸で週を終えましたが、その後のFRB議長発言と週末のイラン攻撃報道という新しい不確実性が加わりました。31日の東京市場は神経質な展開が想定されます。続きは KABU気トップページ で毎朝更新中です。
⚠️ 免責事項
本解説はAI生成の情報をもとに構成しています。記載の数値・情報は公開されている各種ソースを参照した参考値であり、正確性・完全性を保証するものではありません。投資の最終判断はご自身でお願いします。本コンテンツは特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。株式投資・金融商品取引には元本割れを含む損失リスクが伴います。
KABU気(kabu-ki.com)|2026年8月31日発行