基準日:2026年7月8日(水)終値|数値:確定値データ+株探市況データ準拠
⚠️ 日経平均は3日続落、約1ヵ月ぶりに67,000円割れ・25日移動平均線も下抜け。トランプ大統領が対イラン停戦覚書は「終わった」と発言し、米中央軍が追加のイラン攻撃を実施。原油は続伸。一方、米SOX指数は反発しブロードコムが牽引。
| 指標 | 終値・水準 | 前日比 | 方向 |
|---|---|---|---|
| 🇯🇵 日経平均(7/8終値) | 66,819.05 | ▼ −1,437.91(−2.11%) | ↓↓ 3日続落・6月12日以来約1ヵ月ぶりの67,000円割れ。25日移動平均線を陰線で下抜け |
| 🇺🇸 NYダウ(7/8終値) | 52,348.39 | ▼ −576.76(−1.09%) | ↓↓ 反落・トランプ氏のイラン発言が重し |
| 🇺🇸 S&P500(7/8終値) | 7,482.71 | ▼ −21.14(−0.28%) | ↓ 続落 |
| 🇺🇸 ナスダック(7/8終値) | 25,870.65 | ▲ +51.96(+0.20%) | ↑ 小幅高・半導体高が支え |
| 💻 SOX 半導体(7/8終値) | 12,574.96 | ▲ +274.45(+2.23%) | ↑↑ 反発・ブロードコムがアップルとの契約拡大で牽引 |
| 💴 ドル円(朝7時/NY終値) | 朝7時:162.55–162.57 NY終値:162.54 |
朝7時:▲ +0.34(+0.20%) | ↑ イラン情勢緊迫化でドル買い、その後伸び悩み |
| 🛢️ WTI 原油(朝7時) | 74.59 ドル | ▲ +1.07(+1.46%) NY終値:74.89ドル(+4.45・+6.32%) |
↑↑↑ 続伸・2営業日で+9%超の急伸 |
| 🔮 シカゴ先物(円建て) | 67,800円 | ▲ +990(大取終値比) | ↑↑ 反発を示唆・米半導体株高を好感 |
| 🇺🇸 米10年国債金利 | 4.573% | ▲ +0.017 | ↑ 小幅上昇 |
| 🇯🇵 日本10年国債金利 | 2.865% | ▲ +0.025 | ↑ 上昇・歴史的高水準が続く |
| 🪙 金(NY金) | 4,088.30 ドル(朝7時) | NY終値:4,092.25ドル(−65.15・−1.57%)続落 | ↓ 3営業日続落・ドル高が重し |
| ₿ ビットコイン(BTC) | 62,263.01 ドル | ▼ −1,054.93(−1.67%) | ↓ 続落 |
| 😨 VIX 恐怖指数 | 16.90 | ▲ +0.77(+4.77%) | ↑ 上昇 |
寄与度上位3銘柄(7月8日・上昇寄与)
寄与度下位3銘柄(7月8日・下落寄与)
米ADR(7/8・変動率上位3銘柄)
⚠️ 日経3日続落・25日線割れ。米SOXは反発、ADRでもキオクシア+8%と底堅さも
「地政学リスクの高まりと米半導体株高という相反する材料。今日はその綱引きの行方を見極める1日」
🇯🇵 昨日(7月8日)東京市場の振り返り:「韓国株の乱高下に振り回された1日」
7月8日の東京市場は前日の米半導体株安を引き継ぎ-552円(67,704円)で反落スタートしました。寄り付き後に一時+219円まで持ち直す場面もありましたが、韓国KOSPIが軟調に転じたことに追随し再び下値を探る展開に。ホルムズ海峡でイランが商船2隻を攻撃したと伝わったことも投資家心理を悪化させ、後場には下げ幅を拡大し、-1,437.91円(66,819円)の安値引けとなりました。プライム市場の値下がり銘柄数は960(6割超)に達しましたが、売買代金上位の主力銘柄はほぼ全面安となっています。日経VIは43.65(+46.97%)へ急上昇し、市場のボラティリティへの警戒感が改めて高まりました。
個別では、キオクシアHDが朝安後にプラス転換する場面もありましたが小幅安で引け、太陽誘電・アドバンテスト・レーザーテック・ディスコなど半導体製造装置関連の下げが目立ちました。一方、アサヒグループホールディングスは今期純利益見通し(前期比+60%・1,940億円)が市場予想を上回り一時+6.1%の年初来高値。三越伊勢丹・高島屋など百貨店株はインフレ耐性への評価から買われました。ヒューリック・サーラコーポレーションはそれぞれ5日続伸。内閣府が発表した6月の景気ウォッチャー調査では、現状判断DIが44.0(2ヵ月連続改善)、先行き判断DIは45.7(前月比+5.0pt・2022年8月以来の上げ幅)となり、「中東情勢の不透明感緩和への期待」が背景にあるとされています(調査期間は6月25-30日で、米イラン戦闘終結覚書の署名後)。
🌍 昨夜(7月8日)の重要ニュース:中東情勢の再緊迫化とFOMC議事録
7月8日のNY市場はダウ-576.76(52,348ドル)と反落。トランプ大統領がNATO首脳会議で対イラン停戦覚書について「終わった」と述べたことが市場を圧迫しました。同日、米中央軍はイランへの新たな攻撃を実施したと発表しています。WTI原油はこれを受け+6.32%の急伸となり、前日(+2.74%)と合わせて2営業日で9%超上昇しました。エネルギー価格の再上昇は、燃料コスト増への懸念から航空・クルーズ関連株(ユナイテッド航空・デルタ航空・カーニバルなど)の重しとなる一方、半導体セクターは前日の急落から一転して買い戻され、ナスダックはプラス圏で引けました。
また、この日午後にはFOMC議事録(6月16-17日開催分)が公表されました。政策金利は3.50-3.75%で4会合連続の据え置き(全会一致)でしたが、参加者間で高インフレへの懸念が強まっていることが明らかになり、一部参加者からは直ちに利上げすべきとの見解も示されました。一方で「大半の参加者」はインフレ率が2%目標に向けて自然に低下するシナリオも想定しており、意見は拮抗していたとされています。エコノミストからは「今後の政策は中東の政治情勢に大きく左右される」との指摘も出ています。市場の反応は限定的で、米国株はほぼ変わらず、米国債利回りは上げ幅をやや縮小しました。
📌 今日(7月9日)の相場見通し:米半導体高を好感も中東リスクは重し
シカゴ先物(円建て)は67,800円(大取終値比+990円)と反発を示唆しています。ロイターの見通しでも本日の日経平均は買い先行でスタートする見通しで、予想レンジは66,500円〜67,800円。前日の米SOX指数の上昇を受け半導体関連株に買いが入り、今週すでに3,000円近く下落していることから自律反発狙いの買いも入りやすいとみられています。一方、中東の地政学リスクの高まりは懸念材料で、上値は重くなる可能性も指摘されています。
引き続き韓国KOSPIの動向には注意が必要で、同国株式市場が軟調に推移した場合は日本株にも売りが出るとみられています。本日はセブン&アイ・ホールディングス、ファーストリテイリングの決算発表が予定されており、消費関連の業績動向にも関心が集まります。日銀支店長会議で7月の地域経済報告(さくらリポート)が公表される予定です。
💚 長期投資家へのメッセージ:地政学リスクの再燃と、市場の内部構造を見つめる
今回の中東情勢の緊迫化は、6月17日に署名された停戦覚書がいかに脆弱な合意であったかを改めて示しています。MINKABUの分析記事が指摘するように、日経平均は韓国KOSPIとの連動性を強めており、その中でもキオクシアHDの値動きが東京市場全体の「バロメーター」となっている状況です。同社の信用倍率は依然として22倍という高い水準にあり、6月26日申込分の全国信用買い残(7兆円超)の6割あまりがキオクシア1銘柄によるものだったという指摘もあります。この整理がスムーズに進むかどうかは、今後の相場を占う上での重要な着眼点です。
もう一つ気になるのは、売買代金上位30傑のうち前日終値を上回っていたのがみずほフィナンシャルグループ1社のみだったという事実です。これは「AI・半導体一極集中から溢れた投資マネーが必ずしも市場に滞留していない」ことを示唆しており、単純な「バリュー株シフト」では説明しきれない資金の流出も起きている可能性があります。地政学的な緊張が高まる局面では、事実関係を冷静に追いながら、過度な悲観にも楽観にも偏らない姿勢が重要です。来週以降の注目テーマ:①中東情勢の実際の展開と原油価格への影響の見極め、②キオクシアHDの信用取引整理の進捗、③今週から本格化する決算シーズンでの企業業績の実態確認、④ETF分配金捻出に伴う需給要因の解消後の相場の方向性。
3人が「25日線割れ・中東緊迫化・米半導体反発」をどう読むか。
天体・時間サイクル・価格の節目
出来高・群衆心理・機関投資家
ローソク足・季節感・売買代金
※ 主要テーマ4点ピックアップ:
①【★★★トランプ氏「イラン停戦は終わった」】米中央軍が追加攻撃。原油は2営業日で+9%超
②【★★★日経平均が約1ヵ月ぶり67,000円割れ】25日移動平均線を下抜け
③【FOMC議事録公表】高インフレ懸念強まる・一部委員は即時利上げ主張
④【米SOX反発・ブロードコム牽引】アップルとのカスタム半導体契約拡大が好感
📋 3人の見解まとめ
| 投資家 | スタンス | 注目ポイント | 今日の見通し |
|---|---|---|---|
| ⚔️ ギャン | 具体的な節目に注目 | 65,000円・67,190円の水準 | 米半導体高との綱引きの行方 |
| 🎯 リバモア | 資金循環の実態を注視 | キオクシアへの信用買い残集中 | 整理の進捗が今後を左右 |
| 🌸 本間宗久 | 陽線わずか2本の弱さ | 地政学リスクという逆風 | 過去パターンに頼らず慎重に |
📊 数値出典:東京市場データは7/8(水)終値。WTI原油は朝7時値(74.59ドル)とNY終値(74.89ドル・+4.45・+6.32%続伸)を区別して記載。NY金は朝7時値(4,088.30ドル)と終値(4,092.25ドル・-65.15・-1.57%続落)を区別して記載(終値採用)。シカゴ先物67,800円(大取終値比+990円)。ドル円:朝7時値(162.55円)・NY終値162.54円。BTC/USD:62,263.01ドル(-1,054.93・-1.67%)。プライム売買代金:11兆1,412億円(前日比-2.57%)。ADRは変動率の絶対値が大きい順の上位3銘柄(上昇2・下落1)。新高値・新安値の具体的な数値は今回データに含まれていませんでした。
本解説はAI生成の情報をもとに構成しています。記載の数値・情報は公開されている各種ソースを参照した参考値であり、正確性・完全性を保証するものではありません。投資の最終判断はご自身でお願いします。本コンテンツは特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。株式投資・金融商品取引には元本割れを含む損失リスクが伴います。
KABU気(kabu-ki.com)|2026年7月9日発行