基準日:2026年7月15日(水)終値|数値:確定値データ+株探市況データ準拠
★★★ASMLの大幅増収増益・通期上方修正を好感し日経平均は+1,008円の大幅続伸、3営業日ぶり68,000円台回復。一方、米国市場ではSOXが-2.08%と反落、マイクロン・サンディスクなど主力半導体株から資金流出。本日は台湾TSMCの決算に注目。
| 指標 | 終値・水準 | 前日比 | 方向 |
|---|---|---|---|
| 🇯🇵 日経平均(7/15終値) | 68,751.51 | ▲ +1,008.01(+1.49%) | ↑↑ 大幅続伸・3営業日ぶり68,000円台回復。ASML好決算を好感し後場に一段高 |
| 🇺🇸 NYダウ(7/15終値) | 52,658.64 | ▲ +150.37(+0.29%) | ↑ 続伸 |
| 🇺🇸 S&P500(7/15終値) | 7,572.40 | ▲ +28.81(+0.38%) | ↑ 続伸 |
| 🇺🇸 ナスダック(7/15終値) | 26,269.23 | ▲ +162.22(+0.62%) | ↑ 続伸 |
| 💻 SOX 半導体(7/15終値) | 12,398.89 | ▼ −263.04(−2.08%) | ↓↓ 反落・マイクロン-8%等、主力株から資金流出 |
| 💴 ドル円(朝7時/NY市場) | 朝7時:162.10–162.11 NY市場:161.90〜162.40で推移・162.22引け |
朝7時:▼ −0.17(−0.10%) | → PPI鈍化・NY連銀総裁のハト派発言でドル売りも、米軍のイラン再攻撃で下げ止まる |
| 🛢️ WTI 原油(朝7時) | 80.3 ドル | ▲ +0.70(+0.88%) NY終値:80.41ドル(+1.07・+1.35%) |
↑↑ 3営業日続伸・イラン沿岸封鎖再強化で供給懸念 |
| 🔮 シカゴ先物(円建て) | 67,795円 | ▼ −1,065(大取終値比) | ↓↓ 反落・米半導体株安を織り込む |
| 🇺🇸 米10年国債金利 | 4.554% | ▼ −0.042 | ↓ 低下・PPI鈍化とNY連銀総裁のハト派発言 |
| 🇯🇵 日本10年国債金利 | 2.685% | ▼ −0.020 | ↓ 小幅低下 |
| 🪙 金(NY金) | 4,065.50 ドル(朝7時) | ▲ +13.70(+0.34%) | 終値は反落:4,067.70ドル(-2.00・-0.05%) |
| ₿ ビットコイン(BTC) | 64,871.89 ドル | ▼ −102.86(−0.16%) | → ほぼ横ばい |
| 😨 VIX 恐怖指数 | 15.67 | ▼ −0.83(−5.03%) | ↓ 続落・警戒感さらに緩和 |
寄与度上位3銘柄(7月15日・上昇寄与)
寄与度下位3銘柄(7月15日・下落寄与)
米ADR(7/15・変動率上位3銘柄)
🟢 ASML好決算で日経は大幅続伸も、米SOXは反落。シカゴ-1,065(67,795円)
「良好なインフレ指標が続く一方、半導体からの資金シフトも継続。本日のTSMC決算が試金石に」
🇯🇵 昨日(7月15日)東京市場の振り返り:「ASML決算で後場一段高、TOPIXは高値圏へ」
7月15日の東京市場は前日の米ハイテク株高を引き継ぎ+246円(67,989円)で続伸スタートし、寄り付き後には上げ幅を1,000円超に拡大する場面がありました。その後は高値警戒感からいったん68,000円前後まで伸び悩みましたが、韓国KOSPIが一時8%超上昇したことも支えとなり半導体株への買いは継続。後場2時ごろにオランダのASMLホールディングが市場予想を上回る決算と強気の通期見通しを発表すると、東京市場でも半導体製造装置関連への買いに弾みがつき、+1,054円(68,798円)の高値をつけました。最終的には+1,008.01円(68,751円)で引け、7月10日以来3営業日ぶりに心理的な節目の68,000円台を回復。プライム市場では73%の銘柄が値上がりし、売買代金は9兆5,675億円と4営業日ぶりに10兆円を下回りました。
個別では、ASMLのEUV装置向けマスクブランクス検査装置を独占供給するレーザーテックが+10%超の急騰となり売買代金2位に食い込みました。東京応化工業は外資系証券の目標株価引き上げ(1万3,500円→1万3,800円)で+5.4%。堀場製作所は国内証券の目標株価引き上げ(1万4,000円→3万5,000円)で3営業日ぶりに反発し+6.3%。一方、ニチレイは不正アクセスによるシステム障害の影響拡大が報じられ-8.2%の大幅安。IDOMは第1四半期決算が増収増益ながら市場予想を下回り-7.0%。前日IBMの急落を受けた連想売りでベイカレント・富士通などソフトウエア関連株も軟調でした。
🇺🇸 昨夜(7月15日)NY市場:インフレ指標続落も半導体から資金流出
7月15日のNY市場はダウ+150.37(52,658ドル)と続伸、S&P500+0.38%・ナスダック+0.62%も続伸しました。取引開始前に発表された6月PPIが前年比+5.5%(予想+6.2%)に鈍化し、CPIに続くインフレ鈍化を好感。CMEのフェドウォッチでは7月FOMCでの利上げ確率が10.2%まで急低下しました。一方でSOX指数は-2.08%と反落し、マイクロン(-8.02%)・サンディスク(-8.12%)・インテル(-4.43%)と主力株が軒並み下落。特段の悪材料は見当たらないものの、投資家が半導体株への投資を減らし大型テック株にローテーションしている可能性が指摘されています。決済大手ペイパルは、決済会社ストライプとプライベートエクイティのアドベント・インターナショナルが1株60.50ドルでの買収提案を行ったと伝わり+17.20%の急伸。資産運用大手ブラックロックは上半期の純資金流入額が過去最高の3,210億ドルとなり+6.63%となっています。
ウォーシュFRB議長はこの日、前日の下院に続き上院銀行委員会で2日目の議会証言に臨みました。AIへの投資について「短期的には雇用に非常に良い影響を与えるだろう」としつつ「中期的には混乱を引き起こすだろう」との見方を示し、AI関連の一時的な物価上昇は「必ずしもインフレ的とは考えない」としながらも、それがインフレ的かどうかは「FRB次第だ」とも述べました。クックFRB理事も講演で、インフレ率がすぐに鈍化し始めなければ「行動を起こす用意がある」と発言。「1年前と比べるとインフレリスクが雇用リスクを上回っている」との認識を示しています。米中央軍はこの日2回目となるイランへの攻撃を実施したと発表し、ホルムズ海峡周辺の海上封鎖も再強化。原油価格は3営業日続伸となりました。なお、著名投資家バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイがアルファベットへの投資を自ら判断したことを明らかにし、同社株は+3.60%となっています。
📌 今日(7月16日)の相場見通し:米半導体安が重し、TSMC決算に最大の関心
シカゴ先物(円建て)は67,795円(大取終値比-1,065円)と反落を示唆しており、ロイターの見通しでも本日の日経平均は軟調な値動きが想定されています。前日の米国市場で半導体株が下落したことを嫌気する売りが先行しそうで、日経平均との連動性を強めている韓国株の不安定な値動きへの警戒感もくすぶります。予想レンジは67,500円〜69,000円です。
本日最大の注目は、取引時間中に予定されている台湾積体電路製造(TSMC、半導体受託製造世界最大手)の決算発表です。ASMLの好決算を受けた期待は高い一方、その期待をどこまで上回れるかが焦点となります。ネットフリックスの決算も予定されており、米6月小売売上高など経済指標も相次いで発表されます。引き続き韓国株市場の動向を横目にした神経質な地合いが続くとみられています。
💚 長期投資家へのメッセージ:良好なインフレ指標の裏にある構造的な変化
米CPI・PPIともに市場予想を下回る鈍化を示したことは、表面的には金融市場にとって歓迎すべきニュースです。しかし、その内実を見ると注意すべき点もあります。PPI統計では「AI関連の投資拡大に伴う価格上昇」が改めて確認されており、電子計算機・計算機関連機器の価格は6月に2.5%急上昇しています。エコノミストが指摘するように、6月はエネルギー価格の下落がインフレ鈍化を後押ししましたが、ホルムズ海峡情勢が早期に落ち着かなければ、この「救い」も剥落しかねません。良好な指標と、その裏にある構造的なリスクの両方を意識しておく必要があります。
半導体セクター内での資金シフトも興味深い動きです。ASMLの好決算という明確なファンダメンタルズの好材料が出た同じ日に、米国では主力半導体株から資金が流出し大型テック株に向かうという、一見矛盾した現象が起きています。これは「AI相場が終わった」というより、「業界内でどの銘柄が最も恩恵を受けるか」という選別が続いている証拠と捉えることもできます。バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイがアルファベットへの投資を明らかにしたことも、AIというテーマへの資金の向かい方が多様化していることを示唆しています。来週以降の注目テーマ:①台湾TSMCの決算内容とその市場の反応(本日)、②ホルムズ海峡情勢の実際の展開とインフレへの影響、③ウォーシュ議長・クック理事など複数のFRB高官発言から見える金融政策の方向性、④半導体セクター内での資金ローテーションの持続性。
3人が「ASML好決算・米半導体安・良好なインフレ指標」をどう読むか。
天体・時間サイクル・価格の節目
出来高・群衆心理・機関投資家
ローソク足・季節感・売買代金
※ 主要テーマ4点ピックアップ:
①【★★★ASMLが大幅増収増益・通期上方修正】日経平均は大幅続伸し3営業日ぶり68,000円台回復
②【米SOX反落・主力半導体株から資金流出】マイクロン・サンディスク-8%超。大型テック株へシフト
③【米6月PPIも大幅鈍化】7月利上げ確率10%程度に低下。ただしAI関連の価格上昇は継続
④【本日はTSMC決算】市場の最大注目イベント。ASML好決算を上回れるかが焦点
📋 3人の見解まとめ
| 投資家 | スタンス | 注目ポイント | 今日の見通し |
|---|---|---|---|
| ⚔️ ギャン | 68,000円台回復は好材料 | 次の節目69,000円 | 本物のトレンド回復かを見極め |
| 🎯 リバモア | 業界内の銘柄選別が継続 | 大型テック株へのシフト | 選別の精緻化を注視 |
| 🌸 本間宗久 | 強い陽線で勢いを確認 | 米半導体株安という逆風 | TSMC決算が次の試金石 |
📊 数値出典:東京市場データは7/15(水)終値。WTI原油は朝7時値(80.3ドル)とNY終値(80.41ドル・+1.07・+1.35%続伸)を区別して記載。NY金は朝7時値(4,065.50ドル)と終値(4,067.70ドル・-2.00・-0.05%)を区別して記載(終値採用)。シカゴ先物67,795円(大取終値比-1,065円)。ドル円:朝7時値(162.10円)・NY市場161.90〜162.40円で推移し162.22円引け。BTC/USD:64,871.89ドル(-102.86・-0.16%)。プライム売買代金:9兆5,675億円(前日比-11.11%)。ADRは変動率の絶対値が大きい順の上位3銘柄(今回は全て下落)。寄与度下位3位について、送付データの表には「フジクラ-41.63円」とありましたが、複数の記事本文で「フジクラは大幅高(プラス寄与)」と明記されており矛盾が見られたため、フジクラは上位側の実態(プラス寄与)を採用し、下位3位目は記事で言及されていた「ベイカレント」に差し替えました(正確な寄与度の数値は確認できず、大幅安という事実のみ記載)。新高値・新安値の具体的な数値は今回データに含まれていませんでした。
本解説はAI生成の情報をもとに構成しています。記載の数値・情報は公開されている各種ソースを参照した参考値であり、正確性・完全性を保証するものではありません。投資の最終判断はご自身でお願いします。本コンテンツは特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。株式投資・金融商品取引には元本割れを含む損失リスクが伴います。
KABU気(kabu-ki.com)|2026年7月16日発行