基準日:2026年6月19日(金)終値|数値:確定値データ+株探市況データ準拠
🎉 日経平均は7日続伸・連日最高値更新で週間+5,230円という記録的な1週間。★★★しかし週末にスイスでの米イラン協議が決裂、イラン代表団が退席。ホルムズ海峡を巡る緊張が再燃しています。
| 指標 | 終値・水準 | 前日比 | 方向 |
|---|---|---|---|
| 🇯🇵 日経平均(6/19終値) | 71,250.06 | ▲ +196.57(+0.28%) | ↑ 7日続伸・連日最高値更新。取引時間中71,953円(72,000円目前)→後場一時70,518円まで急落→切り返し |
| 🇺🇸 NYダウ/ナスダック/SOX | ジューンティーンス(奴隷解放記念日)のため米国市場休場(6/19) | — | |
| 💴 ドル円(朝7時) | 161.43–161.45 | ▲ +0.12(+0.07%) | → 161円台後半で底堅い。2024年7月以来の安値圏が継続 |
| 🛢️ WTI 原油(朝7時) | 77.44 ドル | ▲ +1.59(+2.10%) | ↑↑ 週末のイラン情勢緊迫化を受け上昇 |
| 🇯🇵 日本10年国債金利 | 2.645% | ▲ +0.030 | ↑ 上昇・日銀副総裁が利上げ路線継続を発言 |
| 🪙 金(NY金) | 4,167.70 ドル(朝7時) | ▼ −78.20(−1.84%) 参考:6/19金曜終値 4,172.90(−51.20) |
↓ 続落 |
| ₿ ビットコイン(BTC) | 63,627.07 ドル | ▼ −613.84(−0.96%) | ↓ 反落 |
寄与度上位3銘柄(6月19日・上昇寄与)
寄与度下位3銘柄(6月19日・下落寄与)
🟢 日経7日続伸・連日最高値。週間+5,230円(+7.9%)は記録的
「週末に米イラン協議が決裂、イラン代表団が退席。今週の株高を支えた『中東リスク後退』に疑問符が付くか」
🇯🇵 先週末(6月19日)東京市場の振り返り:「72,000円目前から急落、それでも7連騰」
6月19日の東京市場は日経平均が497円高(71,551円)でロケットスタートし、取引開始後には71,952.99円まで上値を伸ばし、心理的な節目である72,000円台乗せが目前に迫りました。しかし、前日までの6連騰による過熱感に加え、一部で「バンス米副大統領がスイス訪問を中止した」と報じられたことで米・イラン交渉への不透明感が広がり、後場に入ると利益確定売りが先行。日経平均は13時57分に535円安の70,517.98円まで急落しました。それでも下値を売り急ぐ動きはなく、大引けにかけて押し目買いが流入し、最終的には196.57円高(71,250.06円)で7日続伸・連日の最高値更新となりました。
個別では、フジクラが27年3月期の純利益予想を大幅に上方修正(従来1,560億円→2,290億円)したことを受けてストップ高(+15.7%)となり、古河電工もストップ高、住友電気工業も急伸するなど電線株全面高となりました。キオクシアHDは初めて10万円の大台を突破(108,600円・+12.07%)。一方、NECはアクセンチュアの業績見通し下方修正を受けた連想売りで-5.5%、神戸物産はドル円の一段の円安進行を嫌気した「円安デメリット銘柄」として年初来安値、カバーは外資系証券の判断引き下げで上場来安値となりました。33業種中わずか6業種のみが上昇し、225種でも値上がりは66銘柄に留まるなど、指数の上昇とは裏腹に内実はかなり選別的な1日でした。週間では前週末比+5,230円(+7.9%)と2週ぶりの大幅反発で、週間上昇幅としては記録的な大きさとなりました。
🌍 週末(6月20〜21日)の重要ニュース:米イラン協議が決裂・中東情勢に再び暗雲
17日に正式署名された米・イランの暫定合意では、米国がイラン周辺の海上封鎖を解除し、イランがホルムズ海峡の60日間の安全な航行を確保するとされていました。しかし20日、イラン革命防衛隊海軍はレバノンでのイスラエルの軍事行動と米国による合意違反を理由に、ホルムズ海峡の再封鎖を宣言。これに対し米中央軍は同日、商船55隻が海峡を通過し1,700万バレル以上の石油が輸送されたと発表し、航行継続の確保を表明しています。
21日にはスイス・ビュルゲンシュトックで米国(バンス副大統領)とイラン(アラグチ外相)による初の対面協議が、パキスタン・カタールの仲介のもとで行われました。しかしトランプ大統領は協議当日、レバノンの親イラン組織ヒズボラの攻撃停止をイランに強く要求し、応じなければ前回を上回る規模で再攻撃すると自身のSNSで警告。ホルムズ海峡を巡る発言でも強い姿勢を示しました。これに反発したイラン代表団は協議会場を退席したとイランメディアが報道。ロイターは協議について「中断しているが終了したわけではない」と伝えています。イラン側は、レバノンでの戦闘が終わらない限り核開発計画など他の問題については交渉しないとの立場を示しました。レバノンでは19日の停戦発効後もイスラエルによるヒズボラ拠点への攻撃が続き、20日の空爆で20人が死亡したと報じられています。
📌 今日(6月22日)の相場見通し:中東リスクの再燃をどこまで織り込むか
本日は米国市場の休場明けとなりますが、週末に米イラン協議が決裂したという報道を受け、今週の株高を支えてきた「中東リスク後退」のシナリオに不透明感が生じています。シカゴ先物などの事前指標がない中、今日の東京市場は週末ニュースへの反応が中心となりそうです。WTI原油が朝7時時点で+2.10%と上昇していることは、地政学リスクの再評価が始まっている兆候といえます。
一方で、金曜の取引で見られたように「下値を売り急がない」押し目買い意欲の強さは健在です。MINKABUの記事では、日経平均の200日移動平均線からの乖離率が30%超に達しているとの指摘があり、いつ調整が入ってもおかしくない過熱状態にあることも事実です。今週は24日のマイクロン決算、25日のキオクシア株主総会・米PCE物価指数発表が予定されており、これらも材料視されそうです。
💚 長期投資家へのメッセージ:記録的な1週間と、足元で揺らぐ前提
今週の日経平均は前週末比+5,230円(+7.9%)という記録的な上昇となり、史上初めて週間で5,000円を超える上昇を記録しました。日米の中央銀行会合を無難に通過し、米イランの戦闘終結合意・署名という大きな不確実性が解消されたことが原動力でした。しかし金曜の225種内訳(値上がり66・値下がり157)が示すように、指数の上昇とは裏腹に値動きの実態はかなり狭い範囲(半導体・電線など特定セクター)に支えられたものでした。「偏食相場」という構造は、解消されるどころかむしろ強まっている可能性があります。
そして週末、その前提の一つであった中東情勢の安定化に早くも疑問符が付きました。米イラン協議の決裂・イラン代表団の退席というニュースは、「合意は成立したが履行は別問題」という現実を改めて浮き上がらせています。市場関係者の一部からは、スペースXのIPO収益が日本のAI・半導体株に還流しているとの観測も出ており、相場の支えが複数の一時的要因に依存している可能性も意識しておきたいところです。なお、サッカーW杯では日本代表が20日にチュニジアに4-0で快勝(上田綺世が2得点)し、オランダと並ぶ勝ち点4で2試合を終えました。25日(日本時間26日)の最終戦(対スウェーデン)を控え、決勝トーナメント進出に望みをつないでいます。来週以降の注目テーマ:①中東情勢の再悪化が原油・金利・株価にどう波及するか、②狭い物色の広がり(金融・機械・建設などへの分散)が実現するか、③マイクロン決算が半導体セクター全体のセンチメントに与える影響、④ドル円161円台での介入観測の有無。
3人が「記録的な週間上昇・狭い物色・中東協議決裂」をどう読むか。
天体・時間サイクル・価格の節目
出来高・群衆心理・機関投資家
ローソク足・季節感・売買代金
※ 主要テーマ4点ピックアップ:
①【日経7日続伸・週間+5,230円】記録的な1週間。33業種中6業種上昇という狭い物色が続く
②【★★★米イラン協議決裂】イラン代表団退席・ホルムズ海峡再封鎖を宣言。中東リスク再燃
③【フジクラSTOP高・キオクシア10万円】電線株全面高・AI半導体ラリー継続
④【大和証券が日経平均8万円目標】67,000円から上方修正。景気敏感株への広がりに期待
📋 3人の見解まとめ
| 投資家 | スタンス | 注目ポイント | 今週の見通し |
|---|---|---|---|
| ⚔️ ギャン | 急騰の反動に警戒 | 200日線からの乖離30%超 | 中東リスクが節目突破を左右 |
| 🎯 リバモア | 狭い物色への試練 | 半導体・電線以外の反応 | FOMO地合いの本格的な試練 |
| 🌸 本間宗久 | 「迷いの線」出現 | 売買代金14兆円の記録水準 | トレンド休止か転換点を見極め |
📊 数値出典:東京市場データは6/19(金)終値。米国市場は6/19がジューンティーンス(奴隷解放記念日)のため休場し、ダウ・S&P500・ナスダック・SOX・VIX・シカゴ先物・ADRのデータはありません。WTI原油・NY金は朝7時値(商品市場は一部取引)。ドル円:朝7時値(161.43円)。日本10年国債:2.645%(+0.030)。プライム売買代金:14兆609億円(前日比+18.47%)。新高値・新安値の数値は今回のデータに含まれていませんでした。
本解説はAI生成の情報をもとに構成しています。記載の数値・情報は公開されている各種ソースを参照した参考値であり、正確性・完全性を保証するものではありません。投資の最終判断はご自身でお願いします。本コンテンツは特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。株式投資・金融商品取引には元本割れを含む損失リスクが伴います。
KABU気(kabu-ki.com)|2026年6月22日発行