日経平均5営業日ぶり反発|9/7相場解説

📊 KABU気 — 2026年9月7日(月)マーケットレポート
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基準日:2026年9月4日(金)東京市場・NY市場ともに終値|日経平均は5営業日ぶり反発で6万5,000円台回復、NY株は強い雇用統計で3営業日ぶり反落
① 📖 今日の市場ストーリー

日経平均は806.46円高(+1.26%)の65,020.94円で5営業日ぶりに反発し、節目の6万5,000円台を回復した。一方、NY市場は強い8月雇用統計を受けた利上げ観測の再燃で、主要3指数が3営業日ぶりに反落した。

今日のポイント
  • 01日経平均は前日までの4日続落から一転、806.46円高の65,020.94円で5営業日ぶりに反発。長期金利の上昇一服を受け値ごろ感からAI・半導体関連株に買いが集中し、個人向け1兆円社債の発行発表を材料にソフトバンクグループが+11.8%と急伸、1銘柄で指数を約474円押し上げた。ただし東証プライムの騰落数は値上がり788・値下がり712と拮抗、日経平均構成銘柄では値上がり86に対し値下がり137と、指数の上昇ほど市場全体は強くなかった。前日堅調だった商社株は利益確定売りに押され反落。TOPIXは+1.19円(+0.03%)の4,103.23ポイントと小幅続伸した
  • 02米国では8月の雇用統計で非農業部門雇用者数が16.2万人増と予想(5.6万人増)を大幅に上回り、9月FOMCでの利上げ観測が再燃。CMEフェドウォッチの利上げ確率は発表直後に65%まで上昇した(前日は49〜50%)。NYダウ・S&P500・ナスダックは3営業日ぶりに反落した一方、半導体はSOXが+3.4%と逆行高。マイクロン・テクノロジーはAI向け高帯域幅メモリの増産報道で+6.1%、サンディスクは+11.9%急伸。半面、通期見通しを2度目下方修正したルルレモンは−17.4%、新CEO発表で不透明感が広がったアドビは−6.7%と大幅安
  • 03為替市場ではドル円が156円75銭まで上昇後、155円36銭まで下落し156円23銭で引けた。円は7月末の日米協調介入後高値(155.21円)を試す場面もあったが雇用統計後のドル買いに押し戻された。トランプ大統領はFRBに利下げを要求し、応じない場合は貿易赤字国との取引停止も辞さない考えをSNSに投稿した。米国は7日(今日)レイバーデーの祝日で休場となる
② 📋 マーケット早見表
指標 終値・水準 前日比 方向
🇯🇵 日本株・国内金利
日経平均 65,020.94 ▲ +806.46(+1.26%) ↑↑↑ 5営業日ぶり反発
TOPIX 4,103.23 ▲ +1.19(+0.03%) ↑ 2日続伸
グロース250 796.82 ▲ +20.73(+2.67%) ↑↑↑ 5営業日ぶり反発
日本10年国債 2.905% ▼ −0.060 ↓↓ 低下続く
シカゴ日経225先物(円建て) 65,830円 ▲ +810(大取終値比) ↑ 大取終値比810円高
🇺🇸 米国株・半導体
NYダウ 53,414.25 ▼ −271.86(−0.51%) ↓ 3営業日ぶり反落
S&P500 7,718.60 ▼ −29.11(−0.38%) ↓ 3営業日ぶり反落
ナスダック 26,506.99 ▼ −77.07(−0.29%) ↓ 3営業日ぶり反落
SOX 半導体 11,735.26 ▲ +383.13(+3.38%) ↑↑↑ 3日続伸。逆行高
米10年国債 4.785% ▲ +0.015 ↑ 一時4.812%まで上昇
VIX 恐怖指数 14.53 ▲ +0.21(+1.47%) ↑ 小幅上昇
💴 為替
ドル円(NY終値) 156.23円 ▲ +0.46(+0.30%) ↑ 155円台前半から156円台へ戻す
🛢️ エネルギー・商品・先物
WTI原油(NY終値・10月限) 91.29ドル ▼ −0.01(−0.01%) ↓ 5営業日ぶり反落。週間では約10%高
NY金(NY終値・12月限) 4,477.54ドル ▼ −62.36(−1.37%) ↓↓ 3営業日ぶり反落
BTC/USD 79,975.00ドル ▲ +149.62(+0.19%) ↑ 小幅高
🇯🇵 日本株・国内金利
日経平均
▲ +806.46(+1.26%)5営業日ぶり反発
65,020.94
TOPIX
▲ +1.19(+0.03%)2日続伸
4,103.23
グロース250
▲ +20.73(+2.67%)5営業日ぶり反発
796.82
日本10年国債
▼ −0.060(低下続く)
2.905%
シカゴ日経225先物
▲ +810(大取終値比)
65,830円
🇺🇸 米国株・半導体
NYダウ
▼ −271.86(−0.51%)3営業日ぶり反落
53,414.25
S&P500
▼ −29.11(−0.38%)3営業日ぶり反落
7,718.60
ナスダック
▼ −77.07(−0.29%)3営業日ぶり反落
26,506.99
SOX 半導体
▲ +383.13(+3.38%)逆行高
11,735.26
米10年国債
▲ +0.015(一時4.812%)
4.785%
VIX 恐怖指数
▲ +0.21(+1.47%)小幅上昇
14.53
💴 為替
ドル円(NY終値)
▲ +0.46(+0.30%)156円台へ戻す
156.23円
🛢️ エネルギー・商品・先物
WTI原油(NY終値・10月限)
▼ −0.01(−0.01%)5営業日ぶり反落
91.29ドル
NY金(NY終値)
▼ −62.36(−1.37%)3営業日ぶり反落
4,477.54ドル
BTC/USD
▲ +149.62(+0.19%)小幅高
79,975.00ドル

🔮 3人のレジェンドはこの相場をどう見てる?→

📜 9/4(金)の東京市場は日経平均+806.46円(65,020.94円)で5営業日ぶりに反発(始値64,498.94円→米長期金利の上昇一服と前日の米国株高を受け値がさハイテク株中心に買いが先行→前引け555円高の64,769円→後場は円相場が一時1ドル=156円40銭台まで円安方向に振れたことも支えとなり上げ幅を拡大、14時52分に967円高の65,182.45円まで買われこの日の高値を付ける→大引けにかけては伸び悩み65,020.94円で終了)。売買高22億1,033万株、売買代金8兆3,282億円。プライム市場の値上がり銘柄数は788(50%)・値下がり712(45%)・変わらず55(4%)。日経平均構成銘柄(225種)の騰落数は値上がり86・値下がり137・変わらず2と、指数の上昇幅に比べ市場全体の底上げは限定的だった。東証33業種は11業種が上昇、22業種が下落。上昇率の上位5業種は情報・通信業、証券・商品先物取引業、非鉄金属、空運業、電気機器。下落率の上位5業種は鉱業、海運業、水産・農林業、電気・ガス業、医薬品。プラス寄与度上位5銘柄はソフトバンクグループ・アドバンテスト・ファーストリテイリング・キオクシアホールディングス・イビデンで合計約874円の押し上げ(うち約474円はソフトバンクグループ1銘柄)、マイナス寄与度上位5銘柄はリクルートホールディングス・三菱商事・三井物産・信越化学工業・ダイキン工業で合計約75円の押し下げにとどまった。個別では、個人投資家向けとして最大規模となる1兆円の社債を利回り年4.75%で発行すると発表したソフトバンクグループ<9984>が+11.8%と大幅続伸。財務健全性への懸念が一部にあるなかでも影響は限定的との見方に加え、韓国総合株価指数(KOSPI)や台湾加権指数の堅調も支えとなった。外資系証券が投資判断を引き上げたファナック<6954>は+3.0%、フィジカルAIを活用した物流自動化を発表したABEJA<5574>は+5.7%と4営業日ぶりの大幅反発。半面、前日堅調だった商社株は利益確定売りに押され、三菱商事<8058>、三井物産<8031>、伊藤忠商事<8001>が反落。長期金利上昇の一服を受けバリュー株の海運株から人工知能(AI)・半導体関連へ資金がシフトしたとされ、商船三井<9104>は−3.1%。7月の家計調査で実質消費支出が8カ月連続マイナスと発表され利益確定売りが出た明治ホールディングス<2269>は−2.9%、トヨタ自動車<7203>、任天堂<7974>も値を下げた。なお日本経済新聞社は4日、10月1日実施の日経平均構成銘柄の定期入れ替えを発表。JX金属<5016>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>、カプコン<9697>を新規採用し、コニカミノルタ<4902>、ARCHION<543A>、カナデビア<7004>を除外する。(出典:株探・フィスコ・MINKABU・ロイター 2026/9/4)
📜 NY市場は同日(4日)、8月の雇用統計を受け主要3指数が3営業日ぶりに反落。ダウ平均−271.86ドル(53,414.25ドル)、S&P500−29.11ポイント(7,718.60)、ナスダック−77.07ポイント(26,506.99)。非農業部門雇用者数は前月比16.2万人増と、エコノミスト予想(5.6万人増)を大幅に上回り、過去5カ月で最大の伸び。失業率は4.1%で横ばい、平均時給の伸びは前年比3.1%増と7月の3.2%から鈍化した。強い雇用統計を受け9月15〜16日のFOMCでの利上げ観測が再燃、CMEフェドウォッチの利上げ確率は発表直後に65%まで上昇(前日49〜50%)した後、終盤には57%程度に落ち着いた。10年債利回りは雇用統計発表後に一時4.812%まで上昇し、終盤は4.78%前後。2年債利回りは一時4.4246%と2025年1月以来の高水準を付けた。S&P総合500種の主要11業種では一般消費財株が最も下落した一方、半導体株指数(SOX)は+3.4%と主要セクターの中で突出して堅調。フラッシュメモリー大手のマイクロン・テクノロジー<MU>はAI向け高帯域幅メモリーの生産能力を年内に倍増するとの報道を受け+6.1%、サンディスク<SNDK>は+11.9%、KLA<KLAC>は+7.3%、インテル<INTC>は+4.5%とそれぞれ急伸した。半面、通期見通しを2度目の下方修正としたルルレモン・アスレティカ<LULU>は−17.4%、新CEOの就任発表を受け長年クリエイティブ部門を率いた幹部の退社観測も伝わったアドビ<ADBE>は−6.7%、決算を受けたアサナ<ASAN>は−12.7%、ガイドワイア・ソフトウエア<GWRE>は−19.9%とそれぞれ大幅安。完全自動運転車両「サイバーキャブ」の認証データを巡る当局調査が嫌気されたテスラ<TSLA>は−5.9%となった。NY為替市場ではドル円が156円75銭まで上昇後、155円36銭まで下落し156円23銭で引けた。円は7月末の日米協調介入後の高値(155.21円)を試す場面があったが、強い雇用統計を受けたドル買いに押し戻された。三村淳財務官は「引き続き臨戦態勢ということは変わらない」と述べ、G20後も米通貨当局とは絶え間なく連絡を取っていると語った。NY金(COMEX12月限)は−62.36ドル(−1.37%)の4,477.54ドルで3営業日ぶりに反落、利上げ観測の再燃とドル高が重しとなった。NY原油(WTI10月限)は−0.01ドル(−0.01%)の91.29ドルとほぼ横ばいで5営業日ぶりに反落。ホルムズ海峡を巡る供給リスクへの警戒が下支えとなる一方、利上げ観測とドル高が上値を抑えた。週間ベースではWTIが約10%、北海ブレントが7.6%それぞれ上昇している。トランプ大統領はFRBに利下げを要求し、自身のSNSで応じなければ貿易赤字を抱える国との取引を停止すると投稿した。(出典:フィスコ・MINKABU・ロイター 2026/9/4)
📊 寄与度ランキング(上位・下位・ADR)を見る

寄与度上位3銘柄(上昇寄与)

① ソフトバンクグループ (9984)
+473.87円 寄与
5,590円 △11.78%
② アドバンテスト (6857)
+195.50円 寄与
33,090円 △2.51%
③ ファーストリテイリング (9983)
+88.50円 寄与
69,100円 △1.62%

寄与度下位3銘柄(下落寄与)

① リクルートホールディングス (6098)
−20.11円 寄与
16,235円 ▼1.22%
② 三菱商事 (8058)
−15.79円 寄与
4,902円 ▼3.1%
③ 三井物産 (8031)
−15.69円 寄与
5,019円 ▼4.45%

米ADR(変動率上位3銘柄)

キオクシアHD
ADR
△10.41%
ソフトバンクグループ
ADR
△7.75%
メタプラネット
ADR
▼7.29%
相場体温計: 🟡 日経平均は5営業日ぶり反発で6万5,000円台回復も、値上がり銘柄はソフトバンクG主導の狭い上げ。NY市場は強い雇用統計で利上げ観測が再燃し3営業日ぶり反落 指数の見た目の強さと市場全体の実勢が一致しない「見かけ倒れ」の反発になっていないか、値上がり・値下がり銘柄数の内訳を注視したい

③ 🎙️ ラジオ解説
🟢 日経平均5営業日ぶり反発、6万5,000円台を回復:日経平均は+806.46円(+1.26%)の65,020.94円と5営業日ぶりに反発。長期金利の上昇一服を受け、値ごろ感からAI・半導体関連株に買いが集中した。ただし東証プライムの値上がり銘柄数は788と値下がり712をわずかに上回る程度、日経平均構成銘柄では値下がりが値上がりを上回っており、指数の上昇ほど市場全体は強くなかった。
🔴 米国は強い雇用統計で利上げ観測が再燃、主要3指数が3営業日ぶり反落:8月の非農業部門雇用者数は16.2万人増と予想を大幅に上回り、9月FOMCでの利上げ観測が再燃。CMEフェドウォッチの利上げ確率は発表直後に65%まで上昇した。NYダウ・S&P500・ナスダックはそろって反落した。
半導体だけは逆行高、SOXは+3.4%:フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は主要セクターの中で突出して堅調だった。マイクロン・テクノロジーはAI向け高帯域幅メモリーの増産報道を受け+6.1%、サンディスクは+11.9%と急伸した。
トランプ大統領、FRBに利下げ要求:トランプ大統領は「金利を引き下げなければ、貿易赤字を抱える国との取引を停止する」とSNSに投稿し、FRBに利下げを求めた。8月の雇用統計が強い内容だっただけに、市場ではFRBが今月利上げに動くとの見方がむしろ強まっている。

🇯🇵 東京市場・補足:先週を振り返って

先週(9月1日〜4日)の日経平均は前週末比1,384円(2.1%)安の65,020円と2週ぶりに反落した。世界的な金利上昇への警戒が続くなか、国内長期金利は一時3%台に乗せ、中東情勢の緊迫化も重しとなったが、週末の4日にいったん買い戻しが広がった。週足で見ると、重要な移動平均線である26週線(63,019円)は割り込んでおらず、長期的な上昇基調はなお保たれている。一方、TOPIXは前週末比1.1%安にとどまり、比較的堅調だった。8月第4週の投資部門別売買動向では、外国人投資家が2週連続で日本株を売り越し、信託銀行も3週連続の売り越しとなる一方、事業法人(自社株買いが中心とみられる)は9週連続で買い越しており、需給面では海外勢の慎重姿勢が続いている。

📰 出典:株探「【市況】今週の【早わかり株式市況】反落、長期金利上昇と原油高で冴えない動き」(2026/9/5)|フィスコ「【市況】<週末コメント>─来週の相場展望─」(2026/9/4)

🇺🇸 NY市場・補足:雇用統計の中身と半導体の独歩高

8月の雇用統計は、レジャー・接客業が6万2,000人増(うちレストラン・バーが5万9,000人増)、地方政府の教育部門が4万2,000人増と反転したことがけん引役となった。一方で情報部門は2万3,000人減、金融部門も1万1,000人減となり、一部エコノミストはAI導入の影響を指摘している。カーソン・グループのライアン・デトリック氏は、労働市場が力強く持ち直した一方で景気の過熱をやや意識させる内容だとし、来週発表される消費者物価指数(CPI)・卸売物価指数(PPI)がインフレ動向を見極める材料になるとの見方を示した。個別では、KLA、インテル、AMDなど半導体株が軒並み買われた一方、住宅ローン信用スコア事業を巡る規制当局の不満が伝わったフェア・アイザックは−16.7%、Tommy Bahamaなどを展開するオックスフォード・インダストリーズは決算を受け−15.7%と2011年以来の安値を付けた。

📰 出典:ロイター「米雇用者数、8月予想大幅に上回る+16.2万人」「米国株式市場=反落、雇用統計受け利上げ観測強まる」(2026/9/4)|フィスコ「【市況】ダウ平均は反落、半導体は総じてしっかり=米国株概況」(2026/9/4)

📌 今日(9/7)の相場見通し

きょう7日の東京株式市場で日経平均は続伸する公算が大きい。前週末の米国株市場は雇用統計を受けた利上げ観測の高まりから主要3指数がそろって反落したが、半導体セクターは逆行高となっており、国内でもメモリー関連株を中心に追い風となりそうだ。前週末の欧州株式市場は高安まちまちながら総じて根強い買いが観測され、ストックス・ヨーロッパ600指数は小幅高で着地した。ただし今週末11日にはメジャーSQ算出を控えており、買い一巡後は先物主導で不安定な値動きとなる可能性もある。なお、米国は7日がレイバーデーの祝日で株式市場は休場(ブラジル市場も休場)。国内では7日に7月の景気動向指数速報値、11日朝に7〜9月期法人企業景気予測調査の発表を控える。海外では8日に中国8月貿易収支、9日に中国8月消費者物価指数・生産者物価指数、10日に米8月生産者物価指数、11日に米8月消費者物価指数の発表が予定されている。

📰 出典:MINKABU PRESS「【市況】7日の株式相場見通し=続伸か、米株軟調も半導体セクター上昇が追い風に」(2026/9/4)|株探「今週の【早わかり株式市況】」(2026/9/5)

💚 長期投資家へのメッセージ:指数の見出しと中身は別物

今日の日経平均は+1.26%という見出しだけ見ると力強い反発ですが、中身を見ると値下がり銘柄の方が多く、実際にはソフトバンクグループ1銘柄が指数を大きく押し上げた「一本足」に近い上げでした。指数が大きく動いた日ほど、値上がり・値下がり銘柄数の内訳を確認する習慣をつけておくと、「市場全体が本当に強いのか、一部の銘柄だけが強いのか」を見誤りにくくなります。また、先週は日経平均が2週ぶりに反落する一方でTOPIXの下げは小幅にとどまるなど、指数間の温度差も続いています。金利・地政学・個別の需給が複雑に絡み合う局面では、一つの指数の動きだけで相場全体を判断せず、複数の指標を並べて確認する視点が引き続き有効だと思います。


④ 🔮 レジェンドたちの目

3人が「日経平均の5営業日ぶり反発と、その中身の狭さ、そしてNY市場の雇用統計ショックによる反落」という一日をどう読むか。

⚔️ W・D・ギャン(1878-1955) — 転換点を測る者
日経平均は6万5,000円という心理的な節目を回復したが、週足で見ると重要な26週移動平均線(63,019円)はまだ十分な距離があり、本格的な底打ちの確認にはもう一段の値幅と時間が必要だ。むしろ注目したいのはドル円で、155.21円という7月末の介入後高値を試して届かなかった点。この水準が意識され続ける限り、為替は依然として重要な測定点であり続けるだろう。

📊 節目回復も26週線までは距離あり、為替の155.21円が引き続き焦点
🎯 ジェシー・リバモア(1877-1940) — トレンドを見極める者
指数だけを見て「反発トレンドに転換した」と判断するのは早計だ。値上がり銘柄数が値下がりを下回る中での上昇は、少数の主力株に支えられた脆いトレンドである可能性が高い。半導体セクターがNY市場で逆行高となったことは本物の強さのサインだが、それ以外のセクターがついてきているかを来週以降も確認する必要がある。しっかりしたトレンドかどうかは、値幅よりも参加銘柄の広がりで判断すべきだ。

📊 少数銘柄主導の上げ、参加銘柄の広がりを来週も確認したい
🌸 本間宗久(1724-1803) — 地合いを読む者
週末を挟んで「安堵」の気が広がり日経平均は反発したが、その中身は一部の銘柄に資金が集中した偏った気の流れだった。米国では強い雇用統計が「警戒」の気を呼び起こし、NY市場は反落。同じ「良い経済指標」でも、日本では金利上昇の一服という文脈で好感され、米国では利上げ観測の再燃という文脈で嫌気される。地合いは市場ごとに全く違う顔を見せることを、改めて意識しておきたい週明けだ。

📊 日米で地合いの受け止め方が正反対、市場ごとの文脈を意識

📋 3人の見解まとめ

投資家 スタンス 注目ポイント 今後の見通し
⚔️ ギャン 節目回復も26週線まで距離 ドル円155.21円が引き続き焦点 為替の節目突破の有無を注視
🎯 リバモア 少数銘柄主導の脆い上げ 半導体以外の参加の広がり 来週の値上がり・値下がり内訳を確認
🌸 本間宗久 日米で地合いの受け止めが正反対 同じ好指標でも文脈次第で明暗 市場ごとの文脈を意識して見極め

📰 主なソース:株探「【市況】【↑】日経平均 大引け|5日ぶり反発、AI・半導体株中心に買い優勢」「【市況】日経平均寄与度ランキング(大引け)」「【材料】日経平均の構成銘柄にJX金属とコクサイエレ、カプコンが新規採用」「今週の【早わかり株式市況】」(2026/9/4〜5)|フィスコ「【市況】日経平均は反発、買い優勢でじりじりと上げ幅広げる展開」「【市況】東証グロ-ス指数は大幅に5日ぶり反発」「【市況】<週末コメント>─来週の相場展望─」「【市況】ダウ平均は反落、半導体は総じてしっかり=米国株概況」「NY金先物:反落」「NY原油先物:小幅反落」(2026/9/4)|MINKABU PRESS「東京株式(大引け)=806円高と5日ぶり反発」「(まとめ)金利上昇一服も寄与し日経平均は806円高」「【市況】7日の株式相場見通し」(2026/9/4)|ロイター「日経平均は5日ぶり反発、金利低下が支え」「米雇用者数、8月予想大幅に上回る」「米国株式市場=反落、雇用統計受け利上げ観測強まる」「NY市場サマリー(4日)」「トランプ氏、FRBに利下げ要求」(2026/9/4)

📊 数値出典:東京市場・米国市場データともに9/4(金)終値基準。WTI原油はNY正式終値記事(フィスコ「NY原油先物」・NYMEX10月限)の91.29ドル(−0.01、−0.01%)を採用。NY金はNY正式終値記事(フィスコ「NY金先物」・COMEX12月限)の4,477.54ドル(−62.36、−1.37%)を採用。ドル円はNY正式終値記事(フィスコ「NY為替」)の156円23銭(156円75銭→155円36銭→156円23銭で推移)を採用、前日比は前号採用値(155.77円)との比較。米ADRは変動率上位3銘柄(送付データ)をそのまま採用。

📬 日経平均は5営業日ぶりに反発し6万5,000円台を回復しましたが、中身は一部銘柄主導の上げでした。NY市場は強い雇用統計を受け利上げ観測が再燃し3営業日ぶり反落。米国は本日レイバーデーで休場です。続きは KABU気トップページ で毎朝更新中です。

⚠️ 免責事項
本解説はAI生成の情報をもとに構成しています。記載の数値・情報は公開されている各種ソースを参照した参考値であり、正確性・完全性を保証するものではありません。投資の最終判断はご自身でお願いします。本コンテンツは特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。株式投資・金融商品取引には元本割れを含む損失リスクが伴います。

KABU気(kabu-ki.com)|2026年9月7日発行

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