① 📖 今日の市場ストーリー
日経平均は小幅ながら4日続落、−111.16円(−0.17%)の64,214.48円。一時6万4,000円を割り込む場面もあったが、TOPIXは反発。NY市場はウォラーFRB理事のハト派発言を受け主要3指数が2日続伸し、ドル円は日銀の早期利上げ観測から155円台前半へ急伸、約1カ月ぶりの円高水準となった。
今日のポイント
- 01日経平均は−111.16円(−0.17%)の64,214.48円と4日続落。朝方は米国株高を受け反発したが、後場に韓国KOSPIの軟化につれ下値を探り、一時552円安の63,772.80円まで下落し8月4日以来1カ月ぶりに6万4,000円を割り込む場面もあった。TOPIXは+20.44円(+0.50%)の4,102.04ポイントと反発、東証33業種は20業種が上昇。バークシャー・ハサウェイのアベルCEOの発言を受け三菱商事が+4.1%、8月既存店増収のニトリHDは+8.4%と大幅高。一方、既存店が2カ月ぶり減収のファーストリテイリングは−3.4%と3日続落した
- 02NY市場ではウォラーFRB理事が、インフレ鈍化が確認できれば9月FOMCで政策金利据え置きを支持する考えを表明。年内利上げ観測が後退し、NYダウ・S&P500・ナスダックはそろって2日続伸、いずれも1%超上昇した。エヌビディアはAI新興ハギングフェイスを129.3億ドルで買収発表し上昇、スノーフレークは通期見通し引き上げで+16.6%。半面ブロードコムは好決算ながらQ4見通しが予想を下回り−2.7%となった
- 03ドル円は急伸し、NY市場で一時2.08%高(円高)の155円47銭、引け値ベースでは155円77銭と約1カ月ぶりの円高水準となった。日銀が今月の会合で0.25%ポイント利上げに踏み切るとの観測強まりに加え、GPIFの資産構成見直し思惑も円買いを支えた。三村淳財務官は為替動向について引き続き警戒姿勢を示した
② 📋 マーケット早見表
| 指標 |
終値・水準 |
前日比 |
方向 |
| 🇯🇵 日本株・国内金利 |
| 日経平均 |
64,214.48 |
▼ −111.16(−0.17%) |
↓ 4日続落。一時6.4万円割れ |
| TOPIX |
4,102.04 |
▲ +20.44(+0.50%) |
↑ 反発 |
| グロース250 |
776.09 |
▼ −1.39(−0.18%) |
↓↓↓ 4日続落 |
| 日本10年国債 |
2.965% |
▼ −0.045 |
↓ 上昇一服、低下に転じる |
| シカゴ日経225先物(円建て) |
64,560円 |
▲ +330(大取終値比) |
↑ 大取終値比330円高 |
| 🇺🇸 米国株・半導体 |
| NYダウ |
53,686.11 |
▲ +624.16(+1.18%) |
↑↑ 2日続伸 |
| S&P500 |
7,747.71 |
▲ +81.11(+1.06%) |
↑↑ 2日続伸 |
| ナスダック |
26,584.06 |
▲ +366.23(+1.40%) |
↑↑ 2日続伸 |
| SOX 半導体 |
11,352.12 |
▲ +12.87(+0.11%) |
↑↑ 2日続伸 |
| 米10年国債 |
4.770% |
▼ −0.010 |
↓ 低下。終盤4.756%、8月25日以来の下げ幅 |
| VIX 恐怖指数 |
14.32 |
▼ −0.88(−5.79%) |
↓↓ 続落 |
| 💴 為替 |
| ドル円(NY終値) |
155.77円 |
▼ −2.45(−1.55%) |
↓↓↓ 円急伸。約1カ月ぶりの円高水準 |
| 🛢️ エネルギー・商品・先物 |
| WTI原油(NY終値・10月限) |
91.83ドル |
▲ +0.82(+0.90%) |
↑ 4日続伸。約6週間ぶり高値圏 |
| NY金(NY終値・12月限) |
4,527.94ドル |
▲ +113.34(+2.57%) |
↑↑ 2日続伸 |
| BTC/USD |
81,161.98ドル |
▲ +3,806.88(+4.98%) |
↑↑↑ 急伸 |
🇯🇵 日本株・国内金利
日経平均
▼ −111.16(−0.17%)4日続落
64,214.48
TOPIX
▲ +20.44(+0.50%)反発
4,102.04
グロース250
▼ −1.39(−0.18%)4日続落
776.09
日本10年国債
▼ −0.045(上昇一服)
2.965%
シカゴ日経225先物
▲ +330(大取終値比)
64,560円
🇺🇸 米国株・半導体
NYダウ
▲ +624.16(+1.18%)2日続伸
53,686.11
S&P500
▲ +81.11(+1.06%)2日続伸
7,747.71
ナスダック
▲ +366.23(+1.40%)2日続伸
26,584.06
SOX 半導体
▲ +12.87(+0.11%)2日続伸
11,352.12
米10年国債
▼ −0.010(終盤4.756%)
4.770%
VIX 恐怖指数
▼ −0.88(−5.79%)続落
14.32
💴 為替
ドル円(NY終値)
▼ −2.45(−1.55%)円急伸
155.77円
🛢️ エネルギー・商品・先物
WTI原油(NY終値・10月限)
▲ +0.82(+0.90%)4日続伸
91.83ドル
NY金(NY終値)
▲ +113.34(+2.57%)2日続伸
4,527.94ドル
BTC/USD
▲ +3,806.88(+4.98%)急伸
81,161.98ドル
🔮 3人のレジェンドはこの相場をどう見てる?→
📜 9/3(木)の東京市場は日経平均−111.16円(64,214.48円)で4日続落(始値64,724.81円→前日の米国株高・自律反発期待を受け高寄りしたが上値は重く下げに沈む→前引け130円高の64,455円→後場に堅調だった韓国総合株価指数(KOSPI)が一時マイナスに転じたのをきっかけに崩れ、一時552円安の63,772.80円まで下落し取引時間中としては8月4日以来1カ月ぶりに6万4,000円台を割り込む場面も→終盤にかけ下げ渋り64,214.48円で大引け)。売買高21億8,832万株、売買代金7兆5,770億円(前日比−5.69%)。プライム市場の値上がり銘柄数は805(51%)・値下がり685(44%)・変わらず65(4%)。日経平均構成銘柄(225種)の騰落数は値上がり141・値下がり82・変わらず2。東証33業種は20業種が上昇し13業種が下落、上昇率の上位5業種は卸売業、電気・ガス業、海運業、石油・石炭製品、保険業。下落率の上位5業種は鉱業、非鉄金属、食料品、不動産業、ゴム製品。プラス寄与度上位5銘柄はソフトバンクG・ニトリHD・三菱商事・東京エレクトロン・レーザーテックで合計約140円の押し上げ、マイナス寄与度上位5銘柄はファーストリテイリング・アドバンテスト・イビデン・フジクラ・TDKで合計約342円の押し下げ(うち約193円はファーストリテイリング1銘柄)となった。個別では、米投資会社バークシャー・ハザウェイのグレッグ・アベルCEOが日本の五大商社への長期投資方針を改めて示したと伝わり、三菱商事<8058>が+4.1%、伊藤忠商事<8001>、三井物産<8031>、住友商事<8053>、丸紅<8002>も高い。8月の国内既存店売上高が前年同月比4.4%増と伸びが加速したニトリホールディングス<9843>は+8.4%と4営業日ぶりの大幅反発。半面、8月の国内既存店が夏物商品の販売伸び悩みで前年同月比1.3%減と2カ月ぶりの減収となったファーストリテイリング<9983>は−3.4%と3日続落。投資判断引き下げを受けた日本ハム<2282>は−3.3%、英宇宙庁の除去計画失注観測が伝わったアストロスケールホールディングス<186A>は−4.0%と4日続落した。アドバンテスト<6857>、イビデン<4062>、フジクラ<5803>、ディスコ<6146>など半導体関連株も冴えない一方、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、キオクシアホールディングス<285A>はしっかりで、AI・半導体株は高安まちまちだった。(出典:株探・フィスコ・MINKABU・ロイター 2026/9/3)
📜 NY市場は同日(3日)、主要3指数がそろって2日続伸、いずれも1%超の上昇となった。ダウ平均+624.16ドル(53,686.11ドル)、S&P500+81.11ポイント(7,747.71)、ナスダック+366.23ポイント(26,584.06)。FRBのウォラー理事はロイター主催イベントで、今後の経済指標でインフレ圧力の鈍化が確認できれば9月15〜16日のFOMCで政策金利据え置きを支持する考えを表明。CMEフェドウォッチが織り込む同FOMCでの利上げ確率は前日の63.2%から50.4%に低下した。10年債利回りは終盤4.756%(−3.8bp、8月25日以来の大幅な低下幅)、前日一時付けた2023年11月1日以来の高水準(4.818%)から低下。NYSE値上がり:値下がり銘柄数は1.98対1、ナスダックは1.67対1で値上がりが優勢だった。半導体大手エヌビディア<NVDA>はAI新興のハギングフェイスを129億3,000万ドルで買収すると発表(同社にとって過去最大級の買収案件)、株価は+1.8%。クラウドのスノーフレーク<SNOW>は通期売上高見通しの引き上げを好感され+16.6%と急伸、サービスナウ<NOW>、セールスフォース<CRM>、アドビ<ADBE>も2.1〜6.5%上昇した。ビットコイン上昇を受け、ストラテジー<MSTR>+17.6%、コインベース・グローバル<COIN>+10.1%、ロビンフッド<HOOD>+16.6%と暗号資産関連株も急伸。半面、半導体大手ブロードコム<AVGO>は引け後発表の決算で1株利益・売上高とも予想を上回ったものの、8〜10月期(第4四半期)の売上高見通しが約348億ドルと市場予想(350.5億ドル)を下回ったことに失望売りが出て−2.7%(357.16ドル)。ヒューレット・パッカード・エンタープライズ<HPE>も決算を受け下落した。NY為替市場ではドル円が156円11銭から155円30銭まで下落、155円77銭で引けた。円は対ドルで一時2.08%高の155円47銭まで進み、7月末の日米協調介入後の高値(155.21円)に接近。日銀が今月の金融政策決定会合で0.25%ポイントの利上げに踏み切るとの観測が強まったとの報道に加え、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産構成見直し思惑も円買いを支えた。三村淳財務官は為替動向についてなお警戒を緩めない姿勢を示した。NY金(COMEX12月限)は+113.34ドル(+2.57%)の4,527.94ドルで続伸、利上げ観測後退による長期金利低下とドル安が支えとなり、時間外を含む取引レンジは4,428.00〜4,558.35ドル。NY原油(WTI10月限)は+0.82ドル(+0.90%)の91.83ドルで続伸、ホルムズ海峡を巡る供給リスクを意識した買いで一時93.13ドルまで上昇し約6週間ぶりの高値を付けた。(出典:フィスコ・MINKABU・ロイター 2026/9/3)
📊 寄与度ランキング(上位・下位・ADR)を見る
寄与度上位3銘柄(上昇寄与)
① ソフトバンクグループ (9984)
+61.95円 寄与
5,001円 △1.56%
② ニトリホールディングス (9843)
+21.29円 寄与
3,275円 △8.41%
③ 三菱商事 (8058)
+20.01円 寄与
5,059円 △4.09%
寄与度下位3銘柄(下落寄与)
① ファーストリテイリング (9983)
−193.09円 寄与
68,000円 ▼3.41%
② アドバンテスト (6857)
−62.75円 寄与
32,280円 ▼0.8%
③ イビデン (4062)
−32.52円 寄与
19,720円 ▼2.4%
米ADR(変動率上位3銘柄)
相場体温計: 🟡 日経平均は4日続落も下げ渋りTOPIXは反発、NY市場はウォラー発言で2日続伸も円急伸が明日の輸出株に逆風 FRBの利上げ観測後退と日銀の利上げ観測強まりが同時進行し、日米金利差の縮小観測がドル円を大きく動かしている
③ 🎙️ ラジオ解説
🔴 日経平均4日続落、一時6万4,000円割れも下げ渋る:日経平均は−111.16円(−0.17%)の64,214.48円と4日続落。後場に韓国KOSPIの軟化につれ一時552円安の63,772.80円まで下落し、8月4日以来1カ月ぶりに6万4,000円を割り込む場面もあったが、終盤にかけ下げ渋った。TOPIXは+0.50%の4,102.04ポイントと反発している。
🟢 NY市場はウォラーFRB理事のハト派発言で年内利上げ観測後退、2日続伸:FRBのウォラー理事が、インフレ鈍化が確認できれば9月FOMCで政策金利据え置きを支持する考えを表明。CMEフェドウォッチが織り込む利上げ確率は63.2%から50.4%に低下し、NYダウ・S&P500・ナスダックの主要3指数がそろって1%超上昇した。
⚪ 円が急伸、日銀の早期・大幅利上げ観測とGPIF思惑が支え:NY市場でドル円は一時2.08%高の155円47銭まで進み、7月末の日米協調介入後の高値(155.21円)に接近した。日銀が今月の会合で0.25%ポイントの利上げに踏み切るとの観測強まりに加え、GPIFの資産構成見直し思惑も円買いを支えた。三村淳財務官は「満足も安心もしていない」と引き続き警戒姿勢を示している。
⚪ 半導体は明暗、エヌビディアはハギングフェイス買収発表・ブロードコムはQ4見通し失望で下落:エヌビディアはAI新興のハギングフェイスを129億3,000万ドルで買収すると発表し株価は上昇。一方、ブロードコムは好決算にもかかわらず第4四半期の売上高見通しが市場予想を下回ったことへの失望から−2.7%となった。
🇯🇵 東京市場・補足:商社株・内需株への物色と半導体の選別
きょうの東京市場は前日の米株高を受け朝方は堅調にスタートしたが、原油高・中東情勢の不透明感から上値は重く、後場に韓国KOSPIの急速な軟化を横目に崩れる展開となった。それでもTOPIXは終始堅調でプラス圏を維持し、値上がり銘柄数はプライム市場の過半(805銘柄)を占めた。個別材料株への物色は根強く、日本製鉄<5401>、みずほフィナンシャルグループ<8411>、NTT<9432>が年初来高値を更新。東証グロース市場でも、5日線に沿った上昇が続いたアイ・グリッド<603A>や、三井不動産レジデンシャルの3D空間プラットフォーム採用が手掛かりとなったダイナミクマップ<336A>が買われる一方、前日急伸した反動安となったジェイファーマ<520A>などが下げた。
📰 出典:株探「【市況】【↓】日経平均 大引け|4日続落、朝高も韓国株軟化でツレ安」「個別材料株」(2026/9/3)|フィスコ「【市況】日経平均は小幅続落」「【市況】日経平均寄与度ランキング(大引け)」「【市況】東証グロ-ス指数は小幅に4日続落」(2026/9/3)|MINKABU PRESS「東京株式(大引け)=111円安」「(まとめ)日経平均は111円安の64,214円で4日続落」(2026/9/3)|ロイター「日経平均は4日続落、金利上昇などを警戒」(2026/9/3)
🇺🇸 NY市場・補足:決算とAIモデル競争の最新動向
決算関連では、AIコーディング支援ツールの需要拡大を明らかにしたスノーフレーク<SNOW>が大幅高となった一方、アパレルのPVH<PVH>は小幅高、コストコ<COST>は8月国内既存店売上が予想を下回り売られた。取引終了後に決算を発表したルルレモン<LULU>は既存店売上の大幅未達と2度目の通期見通し引き下げが嫌気され時間外で下落。テスラ<TSLA>は完全自動運転車両「サイバーキャブ」の発表イベントを控え上昇した。AI関連では、オープンAIが最新モデル「GPT-6アストラル」の提供を開始したと発表。社内のサイバーセキュリティ評価で初めて「クリティカル」基準に達したモデルと説明されており、まずは審査制のプログラム参加企業向けに段階的に提供される。
📰 出典:フィスコ「【市況】3日の米国市場ダイジェスト」「【市況】ダウ平均は大幅続伸」「NY金:続伸で4,527.94ドル」「NY原油:続伸」(2026/9/3)|ロイター「米国株式市場=主要3指数1%超上昇」「エヌビディア、AI新興ハギングフェイス買収へ」(2026/9/3)|株探「【注目】オープンAI、最新AIモデル『GPT-6アストラル』の提供開始」(2026/9/3)
📌 今日(9/4)の相場見通し
きょう4日の東京株式市場で日経平均は堅調な展開が見込まれる。前日の米国市場でAI関連株が上昇したことを受け、国内でも半導体・AI関連銘柄がけん引役となりそうだ。ただし外国為替市場で急速に進んだ円高が上値を抑える要因となり、輸出関連株は上値を圧迫される可能性がある。大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月限は64,660円で終えており、長期金利の上昇一服を受けた先物への買い戻しも支えとなりそうだ。日経平均の予想レンジは64,000円〜64,800円(ロイター)。国内では高市早苗首相が今月予定する内閣改造で片山さつき財務相を留任させる方向で調整に入ったと一部で報じられている。海外ではドイツの7月製造業新規受注、ユーロ圏7月小売売上高が発表されるほか、市場の最大の注目材料である米8月雇用統計の発表を控える。
📰 出典:ロイター「今日の株式見通し=堅調、米AI株高受け 円高で上値は限定的か」「4日の株式相場見通し=反発スタート、金利上昇一服で先物に買い戻し」(2026/9/4)
💚 長期投資家へのメッセージ:金利差の縮小が為替を動かす一日
日経平均は小幅ながら4日続落となった一方、TOPIXは反発し、NY市場も明確な上昇となるなど、指数によって表情の異なる一日でした。背景にあるのは「日米金利差」という一つの軸です。米国ではFRBのウォラー理事の発言で利上げ観測が後退し、逆に日本では日銀の早期・大幅利上げ観測が強まったことで、両者の金利差が縮小するとの見方からドル円が大きく円高方向へ動きました。円高は輸出企業には逆風ですが、内需企業や輸入コストが下がる企業にはむしろ追い風になり得ます。同じ「円高」というニュースでも、保有銘柄がどちらの性格を持つかによって影響が正反対になる点は、押さえておきたいポイントです。金利・為替・個別企業の業種特性という3つの視点を重ねて見ることで、値動きの背景がより立体的に見えてくるはずです。
④ 🔮 レジェンドたちの目
3人が「日経平均4日続落・TOPIX反発という指数間の跛行と、NY市場の2日続伸、そして日銀の早期利上げ観測による円急伸」という複数のテーマが交錯する一日をどう読むか。
⚔️ W・D・ギャン(1878-1955) — 転換点を測る者
日経平均は取引時間中に8月25日以来の安値圏(6万4,000円割れ)に一時触れたが、終値では踏みとどまった。価格面では明確な転換点とまでは言えない。むしろ注目すべきは為替の節目で、ドル円は7月末の日米協調介入後の高値(155.21円)に接近している。この水準を上回れば5月6日以来の高値となり、株価よりも為替のほうが測定点として重要度を増している。
📊 株価は踏みとどまるも、為替は5月来高値目前という節目
🎯 ジェシー・リバモア(1877-1940) — トレンドを見極める者
NY市場はウォラー発言を受け明確な上昇トレンドに乗っている一方、東京市場は日経平均とTOPIXで方向が分かれ、素直なトレンドとは言いにくい。半導体もエヌビディアとブロードコムで明暗が分かれており、セクター内での選別が必要な局面だ。円高は輸出関連株への逆風となるため、一律に強気に乗るのではなく、円高の影響を受けにくい内需・バリュー株に絞って動きを追うのが賢明だろう。
📊 NYは上昇トレンド、東京は指数間・銘柄間で方向が分かれる
🌸 本間宗久(1724-1803) — 地合いを読む者
NY市場には利上げ観測後退による「安堵」の気が広がった一方、東京市場では日経平均の続落とTOPIXの反発、金利低下と円急伸という表裏一体の材料が同時進行し、まだ一つの気に定まっていない。ファーストリテイリングの続落とニトリ・三菱商事の大幅高という明暗も、物色の軸が定まりきっていないことの表れだろう。あすの米雇用統計を待つ間は、無理に方向感を出さず様子を見るのが賢明だ。
📊 NYの安堵と東京の交錯した気、方向感は米雇用統計待ち
📋 3人の見解まとめ
| 投資家 |
スタンス |
注目ポイント |
今後の見通し |
| ⚔️ ギャン |
為替が5月来高値目前という節目 |
株価は踏みとどまり、ドル円が重要な水準に接近 |
155.21円突破の有無を注視 |
| 🎯 リバモア |
NY上昇、東京は方向分裂 |
半導体も銘柄間で明暗 |
円高耐性のある内需・バリュー株に注目 |
| 🌸 本間宗久 |
気が定まらず交錯 |
指数間・銘柄間で明暗が交錯 |
米雇用統計待ちで様子見継続 |
📰
主なソース:株探「【市況】【↓】日経平均 大引け|4日続落、朝高も韓国株軟化でツレ安」「個別材料株」「【注目】オープンAI、最新AIモデル『GPT-6アストラル』の提供開始」(2026/9/3)|フィスコ「【市況】日経平均は小幅続落」「【市況】日経平均寄与度ランキング(大引け)」「【市況】東証グロ-ス指数は小幅に4日続落」「【市況】3日の米国市場ダイジェスト」「【市況】ダウ平均は大幅続伸」「NY金:続伸で4,527.94ドル」「NY原油:続伸」(2026/9/3)|MINKABU PRESS「東京株式(大引け)=111円安」「(まとめ)日経平均は111円安の64,214円で4日続落」(2026/9/3)|ロイター「日経平均は4日続落、金利上昇などを警戒」「米国株式市場=主要3指数1%超上昇」「NY外為市場=円急伸、一時155円台前半」「エヌビディア、AI新興ハギングフェイス買収へ」「今日の株式見通し=堅調」「4日の株式相場見通し」(2026/9/3〜4)
📊 数値出典:東京市場・米国市場データともに9/3(木)終値基準。WTI原油はNY正式終値記事(フィスコ「NY原油」・NYMEX10月限)の91.83ドル(+0.82、+0.90%)を採用。NY金はNY正式終値記事(フィスコ「NY金」・COMEX12月限)の4,527.94ドル(+113.34、+2.57%)を採用。ドル円はNY正式終値記事(フィスコ「NY為替」)の155円77銭(156円11銭→155円30銭で推移、引け値155円77銭)を採用、前日比は前号採用値(158.22円)との比較。
📬 日経平均は小幅ながら4日続落となりましたが、TOPIXは反発しました。NY市場はウォラーFRB理事のハト派発言を受け2日続伸、ドル円は155円台前半へ急伸し約1カ月ぶりの円高水準となっています。続きは KABU気トップページ で毎朝更新中です。
⚠️ 免責事項
本解説はAI生成の情報をもとに構成しています。記載の数値・情報は公開されている各種ソースを参照した参考値であり、正確性・完全性を保証するものではありません。投資の最終判断はご自身でお願いします。本コンテンツは特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。株式投資・金融商品取引には元本割れを含む損失リスクが伴います。
KABU気(kabu-ki.com)|2026年9月4日発行